借金700万円・お笑い第7世代の鈴木もぐら。家賃12万円の新居に「家族が戻ってきた」
ネタの面白さはもちろんながら、700万円という巨額の借金をかかえ「クズ芸人」としても名を馳せる、お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐら氏。
――2017年に奥様(当時の彼女)と同棲をはじめる時も借金があったと思うのですが、賃貸の審査は問題なく通ったんですか?
鈴木もぐら(以下、もぐら):当時も700万円くらい借金があったんですけど、不動産業をやってる後輩がブラックリストに載っている人間でも借りられる家を探してくれたんですよ。その大家さんが台湾の方で日本にいなかったんで、家賃は毎月台湾に送金してましたね。
――どんな家だったんですか?
もぐら:高円寺で5万6千円で、めちゃくちゃ狭かったですよ。狭すぎて、初めて妻(当時の彼女)を連れてきたときは「私の実家の部屋より狭い」って言って頭を抱えて膝から崩れ落ちました(笑)。3畳くらいしかなかったんで。
――それ以前に1人暮らしをしていた家は、もっと激安だったと聞きましたが…
もぐら:水道代込みで1万7千円の家に住んでましたね。風呂なしだったんで水道はほとんど使わないんですけどね。風呂はないのに、なぜかウォシュレットはついていて。その時は、家賃を払っては滞納しての繰り返しで、半年分滞納したときに「さすがに出て行ってくれ」と言われてしまいました。
――多額の借金があると、一般的には結婚相手として敬遠されそうですが。
もぐら:心配だったとは思いますけど、妻はそれを口にすることはなかったですね。
――奥様は、もぐらさんのどんなところが一番良くて結婚を決心されたんですかね?
もぐら:“遺伝子が強いところ”とは言ってました。
――“遺伝子が強い”というのはどういう基準で?
もぐら:テレビでも話しましたが、僕がネズミにしかかからない病気にかかったんですよ。
――奇病ですね(笑)その病気って、悪化するとどうなるんですか?
もぐら:喉が、腐って落ちます。本来なら1週間くらいの入院が必要だと言われてたんですけど、半日で退院できたんですよ。そこで妻は「すごい遺伝子だ!」と思ったらしい。僕からしたら、そんな病気かかってない方が強いんじゃないかと思ったんですけどね(笑)
彼は借金まみれでクズながら、ラジオの番組内で一般女性に告白し交際をスタート。2018年、その女性と結婚し子供までいるが、結婚生活には悲しくも可笑しいドラマがあった。
3畳の部屋で同棲生活
借金700万円でも結婚できたワケは“遺伝子の強さ”?
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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