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2万円で古いノートパソコンをテレワークマシンに再生する方法

 テレワークの需要に伴い、ノートPCの中古市場が大きく変動しています。  今までは、ビジネス用途などで持ち運びしやすいサイズのモバイルノートPCが人気でしたが、現在ではスタンダードタイプのノートPCが売れ筋となっています。とはいえ、現在は世界的な需要や工場の生産ラインの正常化がイマイチということもあり、安価で高性能なパソコンはなかなか手に入りません。
ノートパソコン

価格.comでは5万円前後のパソコンが人気だ

 というわけで、今回は自宅で眠っている古いパソコンをカスタマイズして、テレワークにも耐えられるノートパソコンにしてみようと思います。  カスタマイズするのは、約7年前の富士通製ノートパソコンです。intel Core i7を搭載しているものの、メモリ4GB、HDD1TB、OSがwindows7と、このまま使うにはOSのセキュリティ面やメモリ不足からも快適に使うのがやや厳しいスペックです。そこで、このノートパソコンのメモリとストレージ(HDD/SSD)を強化し、現在でも満足に利用できるノートパソコンに仕上げようと思います。
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約7年落ちの富士通製ノートパソコン

カスタマイズついでにやっておくべきオーバーホール

 ノートパソコンをカスタマイズするには、パーツ交換だけでも使い勝手は大幅に向上しますが、ついでにキーボード側のカバーを外してホコリの除去や放熱部分のグリスの塗り直しをしてオーバーホールしてやるとより快適に利用できます。  カバー自体は複数のネジで留まっているだけので、一つひとつネジを取り外せばカバーを取り外すことができます。ネットで自分のパソコンの型番を検索すると、外し方などが出てくるので、それを見ながらやれば間違えることはないでしょう。CPUやGPUなどの放熱パーツに使われるグリスは、寿命がおおむね5年と言われています。大幅なカスタマイズをしなくても、掃除やグリスの塗り直しだけでも定期的に行うように心がけたいものです。
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CPUファンの掃除やグリス塗り直しの際は静電気に注意して行おう

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交換前に今のHDDのデータをクローン
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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