更新日:2020年09月15日 16:20
デジタル

警備ロボ、検温管理端末…業者展示会で見つけたwithコロナ最新ガジェット

 新型コロナウイルスの影響で、大規模イベントの開催が難しい世の中になっていますが、政府によるイベント人数制限緩和なども踏まえ感染症対策をしっかりと行ったうえで、9月9日~11日にかけて商業展示会「関西住宅・ビル・施設Week2020」が大阪市住之江区にあるインテックス大阪にて開催されました。
インテックス大阪

インテックス大阪で開催された「関西住宅・ビル・施設Week2020」

 関係業者の商談に特化したこの展示会ですが、出展されている製品の多くにwithコロナやアフターコロナを見すえた製品が数多く登場していたのが大きな特徴でした。そこで今回は、本展示会で筆者が気になった製品を紹介していきたいと思います。

自立式警備ロボットと共生する時代がすぐそこに

 現代社会において、ロボットと人が共存する未来はもはや空想の産物ではなくなっています。特に最近では、ペッパーくんが接客をしたりドローンによる宅配実証実験をしたりと、もはやロボットが身近にいるのは当たり前の世界になりつつあります。そんなロボットの展示でまず目についたのが自律式警備ロボットです。
次世代警備ロボUGO

次世代警備ロボUGO。 表情やしぐさがとてもユニークだ

「UGO」と言う名前の次世代型アバター警備ロボットは、マルチセンサーによる自律走行を行い、アームを稼働させ立哨業務をしたり表情を細かく変更したりとコミュニケーション能力も兼ね備えています。まだまだ臨床実験が必要な段階ですが、近い将来こういったロボットが町中を行き来する時代が見られる日が来るかもしれません。
次世代警備ロボUGO

アームユニットを使い敬礼も可能。人間とロボットがコミュニケーションをとる日も近い?

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withコロナ時代に向けたデバイス
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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