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iPhone純正の地図アプリがGoogle Mapより優っている点は? 実地検証

 iPhoneを買ったんだから、地図アプリもApple純正のものを使うべきだ。しかし現実問題、iPhoneを使っているにもかかわらず地図に関してだけはGoogle Mapを利用しているという人が珍しくない。これはもったいない!  Appleの地図アプリは数年前に比べたら品質も良くなり、Google Mapに勝るとも劣らないものになった。それを証明するため、今回筆者は住まいのある静岡市から東京までAppleの地図アプリだけを頼りに移動してみた。

iPhoneの地図アプリとGoogle Mapを比較

東京 さて、筆者は二輪乗りである。新東名の新静岡ICに乗りさえすれば東京へは道一本。此度は訳あって渋谷へ足を運んだ。  筆者の彼女でもあるスズキSV400SにiPhoneをくっつけ、マップのナビ機能を起動し出発。もちろん、運転中はちゃんと前を見る。ながら運転ができるほどの技量など筆者は持ち合わせていないし、最近はバイクで死亡事故を起こす夢をよく見るから、そのあたりは気をつける。

Appleのマップが勝っている点

 筆者がまず感じたのは、ナビ機能のインターフェースはGoogle MapよりむしろAppleのマップのほうが見やすいのでは、ということだ。
足柄IC

足柄ICで撮った画像。左がAppleマップ、右がGoogle Map

 足柄ICで撮った画像を見比べてみると、到着予定時刻所要時間目的地までの距離が、Appleマップのほうが三者とも大きく表示される。Google Mapの場合は到着予定時刻と距離がかなり小さな文字になってしまっている。  また、AppleマップはGoogle Mapと同様に「どの道を使うか」という提案もしてくれる。所要時間の短いルートや有料道を使わないルートなど、ユーザーそれぞれの思惑に合わせた候補を提示する仕組みだ。
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ノンフィクション作家、Webライター。1984年10月11日生。東南アジア経済情報、最新テクノロジー、ガジェット関連記事を各メディアで執筆。ブログ『たまには澤田もエンターテイナー

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