年末のヨーロッパ往復で8万円台!激安すぎる海外旅行事情
海外旅行が安い。だが、これは決して海外旅行を勧める内容の記事ではない。現状、海外旅行はやはり厳しい。確かに日本人観光客を受け入れている国はあるが、問題は渡航先から日本へ帰国する際である。このあたりについては後述するが、ともかく、新型コロナの影響で航空券が恐ろしく安くなっている。
今回は、あえて海外旅行のプランを立て、「格安で行ける観光地」に夢を馳せてみよう。
この記事を執筆している2020年11月15日の時点で、日本人観光客を受け入れている国はいくつかある。その中の一つ、中欧オーストリアは日本人に対して「制限なしの入国」を認めている(在京オーストリア大使館のホームページより)。「制限なし」とは、PCR検査と隔離措置が課されないということだ。
行こうと思えば、オーストリアへの航空券を買って行けないこともない。というわけで、早速航空券の価格を調べてみよう。
今回は旅行比較サイト『トラベルコ』を使ってみる。設定は成田及び羽田からウィーンまで、今年の12月26日に日本を出て来年の1月5日に帰路へ着く。すると……。
最も安い航空券は、ターキッシュエアラインズの乗り継ぎ便。燃油・税金・手数料込で往復8万4180円と出た。年末年始の時期を考慮すると、これは破格だ。
ただ、この価格で航空券を提供しているのは日本国外の旅行会社。「決済系トラブルが増加中」と表示されているので、警戒が必要だ。そこで、日本人なら誰もが知っている大手旅行代理店JTBの提供する航空券を見てみると……何と8万8300円である。最安値よりも4000円ほど高いだけだ。
コロナ禍でも「制限なしの入国」が可能な国
ヨーロッパまでハイシーズンなのに往復10万円以下
1
2
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ