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令和の米騒動!? SNSでバズってる米づくりアクションRPG『天穂のサクナヒメ』

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

●天穂(てんすい)のサクナヒメ Nintendo Switch、PS4、PC/マーベラス/発売中/4980円(+税) 「最近はシリーズものの続編ばかりで、活きのいい新作が少ない……」。そんな声をよく聞きますが、インディースタジオ発の個性たっぷりなタイトルもまだまだ存在します。  今SNSで話題になっているのが、11月12日に発売された和風アクションRPG『天穂(てんすい)のサクナヒメ』。実はこのコラムでも「年末商戦の注目ゲームハード&ソフト特集」の回で、「日本古来の米づくりというテーマは斬新で、クオリティ次第ではスマッシュヒットが狙える」と書きましたが、まさにその米づくりがキーワードとなってTwitterに驚きと賞讃の声があふれています。 「農林水産省とクボタのサイトが攻略には最適」 「ゲームでも仕事してる気分になるので、リアル農家は買わないほうがいいw」 「稲作難易度という設定項目があるくらいガチ」
天穂のサクナヒメ

『天穂(てんすい)のサクナヒメ』公式サイト

 好評のためパッケージ版は売り切れ続出で「令和の米騒動」という声も(笑)。DL版はこれから年末年始にかけてさらに伸びそうです。今回はこの『天穂のサクナヒメ』がどんなゲームなのか、紹介していきたいと思います。
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伝統的な米づくりと横スクアクションが融合!
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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