合コンでワリカンってアリ?「接待してあげてるのに…」女性側の本音
女性の昇進率や男性の育休をめぐる論争など、まだまだ男女不平等が叫ばれる現代社会。そんな中、デートや飲み会で男女間における“割り勘論争”は永遠のテーマといえるだろう。昨今、割り勘は普通と考える若者も多いようで、男性側の意見としては「次はないというサイン」、一方で女性側の意見は「奢られるということで借りを作りたくない」など、その心理は様々だ。
まず話を聞いたのは都内の熟女キャバクラに勤務するハルカさん(仮名・35歳)。
「昼も夜も働いていて私自身、経済的に余裕があるので割り勘でもOKです。20代のときは奢りじゃないと絶対に嫌だったのですが、最近は同じ歳や年下のほうが遊ぶ機会が増えたんですよね。35歳にもなると年上の男性は次々と結婚していくので、自分も出さないと婚活は難しくなりますね。
でも、年上の男性には結婚の有無関係なく奢ってほしいと思います。自分より年上の人に『割り勘で』と言われたらお小遣い少ないのかな?、と心配になっちゃうかも。前にわりとタイプだったお客さんが同伴してくれたことがあるのですが、鳥貴族で割り勘にされたんです。後でその人の上司に話を聞くと、彼は契約社員で今年双子が生まれたばかりだと。そんなにお金に余裕がない既婚者なら女遊びしないほうが良いのでは……と、連絡をとるのをやめましたね」
ハルカさんのように、年下や同世代なら割り勘でもOKと考える熟女キャバ嬢は意外と多いという中で「奢りじゃないとムリ」という熟女キャバ嬢も。大阪のラウンジに勤務するマナさん(仮名・32歳)に話を聞いてみた。
「付き合って何度目かのデートならまだしも、合コンや飲み会で割り勘と言ってくる人って何なんですかね? こっちはつまらない話でも愛想笑いしたり、テーブルを片付けたりと『接待』をしているわけなんですよ。もし、こっちがまったくそれをしなくて良いのであれば構いませんよ。
でも、そういう態度をとると『ノリが悪い』とか『いい歳なのに片付けもできないのか』という目で男は見るじゃないですか。男は飲み会の時、女性に無意識に接待を求めているって気付いてないんですよね。ハッキリ言って、接待してあげているんだから逆にお金がほしいくらいです(笑)」
まあ、合コンでは男性側が接待をしてあげる場合も多々あると思うが……。
では、普段から同伴などで男性に奢られ慣れていそうな熟女キャバ嬢達はこの問題をどう見るのだろうか? 今回は、熟女キャバ嬢達にデートや飲み会における割り勘に対する本音を聞いてみた。
年上の割り勘はNG
合コンで割り勘ってなに?
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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