恋愛・結婚

「ワクチン打った?」婚活中の男女は相手の“コロナ観”をどう見極めるのか

コロナ禍で結婚を考える人たちが増加

 多くの夫婦が「コロナ離婚」「ワクチン離婚」を考えるなど、それぞれの価値観のズレが大きな溝となって顕著に表れるコロナ禍。その一方で、友人や知人と気軽に会えない寂しさなどから、婚活を始める独身者が増えている結婚相談所フィオーレによれば、緊急事態宣言時(4月)の新規入会者数は昨年に比べて約3.6倍、成婚数は約1.6倍に上昇したという。
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写真はイメージです。以下同(Photo by photo AC)

 いま、結婚を考えている人にとっては、相手の価値観・人生観に加え、“コロナ観”も気になるのではないだろうか。  年収や職業以上に見極めることが難しい相手のコロナ観を、現在婚活中の人たちはどのように確認しているのだろうか。婚活中の男女それぞれに話を聞いた。

「たまに飲みに行っている」に対する反応で相手のコロナ観を確認

 安田隆さん(42歳・仮名)は、婚活中にコロナ禍を迎えた。コロナ前と後で少しだけ相手へのチェックポイントが変わったという。 「大きく価値観や条件を変えることはありませんでしたが、会話の中で(相手の)活動範囲や生活習慣などそれまであまり気にしなかった部分を意識するようになりました。  コロナに対して過剰に反応のある方だと今後お会いしたり将来を共に過ごしたりする中で不安がありますね」(安田さん、以下同)  意識するようになった「活動範囲や生活習慣」は「コロナ禍でも工夫して外出をしたり、あるいは活動的に何かに取り組んでいるかどうか」とのことで、あまりにも活動が控えめになりすぎたり何もしなくなりすぎてしまう人は避けたいと考えた安田さん。 「仕事がテレワーク中心の方は、人と会って話す頻度やコミュニケーションの内容も確認するようにしていました。極端に引きこもってしまうような方だと自分の価値観とあまりに違うので、可能な範囲で人とコミュニケーションが取れる方がいいですね。  あとは『やたらとマスクを気にする』とか『やたらと消毒ばかりしている』ような方はそこまでしなくても……と思ってしまいます。なので、私がたまに飲みに行っている話をして、どのような反応を示すか確認することもあります」
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インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA

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