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「iPhone 14 Pro」は買いだ!スマホの常識がひっくり返された新機能にニヤリ

今回はアタリだ! 最新iPhoneの“ちょっといい顔できる”進化点

ジバラーガジェット

カメラはパンチホールになった。「Dynamic Island」とたいそうな名をつけて、通知領域にしてしまうのはさすがのアップルマジック

 iPhoneは毎年代わり映えがしない。なんて苦言も耳にする。しかし、断言する。今年は違う。「iPhone 14 Pro」は買いだ!  まず驚かされるのが「使わないときに画面は消える」という、スマホの常識がひっくり返されたこと。iPhone14Proシリーズは、画面の「常時点灯」に対応。不使用時でも画面が完全に消えず、時刻や通知を確認できる。  通常時より輝度は落ちるが、それでも十分に明るく、理屈を知っている私ですら「消し忘れたかな?」と、勘違いするレベル。不安になって持ち上げると、フワッと色が戻ってきて、常時点灯だったことに改めて気づかされる。見知ったマジックについ引っかかってしまうような体験だが、そのたびにニヤリとできるポイントだ。ある日、妻から「スマホつけっぱなしだよ」と言われたが、「それは実はね!」とうんちくをたれたときの気持ち良さも絶頂モノだった。  おっと、常時点灯はマウントできるだけでなく、ちゃんと合理的でもある。私は仕事の合間にiPhoneに目を落とすだけで時刻や通知を確認できるところが気に入っている。操作せずとも、スマホをそばに置くことに意味が生まれたのが、体験のアップグレードとして素晴らしい。

カメラの手ブレ補正がまたスゴイ

 もう一点。カメラはやはり熱を込めて自慢したい。新たな「アクションモード」での手ブレ補正がまたスゴイ。全速力で走っても、ほとんどブレのない、ドラマのカメラワークのような映像が撮れていたのだ……。世の7割くらいのアクションカメラは葬れるのではないか?というレベルの衝撃だ。動画SNSが興隆を誇る現代において、このスマホカメラは強すぎる!  円安の影響が色濃く出て、約15万円からという価格は残酷だ。しかし、今回のアップデートは見た目にもわかりやすく、“ちょっといい顔できる”のは確実。買って後悔はしないだろう。理由が欲しいなら、ズバリ言う。このiPhoneはアタリだ!
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