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薄皮つぶあんぱんは5個から4個へ…気がつけば「量が減った」商品の数々

 昭和は遠くなりにけり、お菓子は小さくなりにけり。子どもの頃によく食べていたお菓子を久々に買って、「今ってこんなに小さいサイズなの!?」とびっくりした経験のある人は多いことだろう。小さくなっているのは、お菓子だけではない。
レジの客と店員

※写真はイメージです。以下同

 原材料価格の高騰などで、さまざまな商品の量がこっそりと減らされている。たとえば、こんな商品が……。

山崎製パン「薄皮シリーズ」

 安価でお腹いっぱいにしてくれる薄皮つぶあんぱんや薄皮クリームパンに助けられた貧乏学生は多いはず。しかし、2023年1月1日出荷分より、薄皮シリーズ(全7品)の内容量が5個から4個に減らされた。  しかも2023年2月1日出荷分からは、「ランチパック」3品(ピーナッツ、 たまご、ツナマヨネーズ)の価格改定が実施されるという。山崎製パンの「(原材料などのコストアップは)企業努力による吸収の範囲を超えた大変厳しいもの」という説明が世知辛い。

カルビー「ポテトチップス」

ポテトチップス 1975年の発売当初は内容量90グラムだったポテトチップス。「100円でカルビーポテトチップスは買えますが……」というCMから30年近く経ち、現在スーパーなどでは60グラムが150円前後の価格で販売されている。  2018年に発売当初のパッケージを再現した復刻版が一部地域で販売されたときは、内容量こそ90グラムだったが、価格は179円(税込)になっていた。2022年に入ってからは1月、9月と値上げが実施されており、将来は一体いくらになるのか……。
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「カップヌードル」も…
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