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米倉涼子が信念を貫いたからこそ得られたもの「有名になってお金を稼ぐためにこの仕事をしてるわけじゃない」

遺体の魂と遺族に寄り添う国際霊柩送還士に

米倉涼子

米倉涼子

数々の高視聴率作品に出演してきた米倉涼子が、骨太ノンフィクションを原作としたドラマに挑戦だ。配信中のAmazon Original『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』では、海外で亡くなった方の遺体を修復し、化粧を施して遺族のもとに送り届ける国際霊柩送還士を演じている。 「ご遺体と向き合う気持ちを理解するために、海外の事例やご遺体の写真を見せてもらったり、ご遺族の悲しみと向き合う『グリーフケア』の本を読んだりして。共演者のエンケン(遠藤憲一)さんの写真を見て人のくちびるを作ってみたり、家でメイクの練習をしたりしました」

信念を貫いたからこそ得られたものがある

信念を大切にする役どころには、自身の経験が重なったとか。 「ミュージカル『シカゴ』に挑戦したときは、『もっと楽に稼げる仕事をやってればいいのに』という声もありました。でも、有名になってお金を稼ぐためにこの仕事をしてるわけじゃない。やりたいことを貫いたからこそ得られたものがあると思います」 約10年前に原作を読んで心に残っていたというが、最近読んだ作品のなかでお気に入りは? 「ノンフィクションが好きなんですけど、最近は漫画をよく読んでますね。『BLUE GIANT』が面白かったので、映画版も気になってます!」 役作りに対する入念な準備と幅広いインプットが演技の深みを生み出しているのだろう。 米倉涼子
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