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「1日8千円稼げる」“キャプテン翼”のスマホゲーム。遊ぶだけなのに稼げてしまう理由

『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』の作者であるハッシー橋本が、漫画で稼いだカネで“怪しい投資”に挑む実録マンガ。一般の人が手を出しにくい投資を攻略して“億り人”になることはできるのか——。 怪しい投資 怪しい投資

百一話 蹴貨

 BCG(ブロックチェーンゲーム)で稼ぐお金というのはどこから出てくるのか問題。  答えはユーザーのお金です。  年金システムと似てると思います。65歳以上が受け取る年金は現役世代が払っているお金です。もらう方が払う方より多くなると破綻してしまうので、そうならないように年金機構は資産を運用しています。  BCGは新規に入ってくるユーザーからNFTの代金をもらい、運営がいくらか抜いて場に提供します。それを既存のユーザーで取り合うシステムです。つまり新規が入ってこないと破綻します。  また長くコンテンツを続けるためにはユーザー以外からも資金の調達が必要になります。そのやり方を模索している状況なのが今のBCG業界なのではないでしょうか。  そのなかでもキャプ翼は上手く運営出来てると思います。何回も言いますが、トークンが安定しているのはスゴいです。これができないから人が去って潰れていくんです。  逆に言えば、トークンさえ安定していればどんなクソゲーでも人は集まります。キャプ翼のように!(あえて言っていくスタイル)

広がるBCGの世界

 最近、ファイナルファンタジーシリーズでおなじみの「スクウェア・エニックス」もBCGに乗り出してきました。「資産性ミリオンアーサー」という、寿司を使ってパンツ作ってシールにするという意味不明なゲーム?です。  これもハネる予感がしますっ!!  なんと言ってもスクエニですからね。とりあえず俺は始めたいと思います。  この「とりあえずやってみる精神」が大事なのです! 漫画・文/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84

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