NFTゲーム「キャプテン翼ーRIVALSー」を取り上げて4回目になります。最近のBCG（ブロックチェーンゲーム）ではこのキャプ翼と以前紹介したTwitFiが面白いです。 　そしてドンドン日増しに面白そうなBCGが出てきています。クオリティも爆上がりして、プレステのゲームと遜色ないくらいグラフィックのレベルも上がっています。今回も、仮想通貨専門チャンネルを運営するYouTuber「かそつーくん」から画像をお借りしました。 　しかし！　BCGの良いところでもあり、悪いところでもある「稼げる」ということについては、問題点もあります。そこで、BCGにおける3つの問題点を紹介しましょう。 ①ヒットしても続かない 　トークンが暴落してしまうと人がいなくなるのでゲームが維持できなくなります。安定させようとすると「稼げない」とみなされて人が入ってこない。キャプ翼は今ここですね。 ②ゲームをしない投資家が入ってくる 　潤沢な資金がある投資家たちの「トークンを安く買って高値で売り飛ばす行為」により、ゲームしている人たちが損をする。腹がたちますが仕方ないですね。なんとか追い出してほしいです。 ③「稼げる」ので一般の人が入ってこない 　怪しいと思われてしまい、仮想通貨を知らない人が入ってきません。「仮想通貨をやったことないと難しい」という問題もありますし、そもそも広く認識されないことには人が増えにくいでしょう。STEPNはそのへん上手くやれていたと思います。「STEPNから仮想通貨覚えました」という人が結構いましたから。 　しかし「ゲームで稼ぐ」という新しい価値観をもたらしたBCGには今後も期待しかない！ 　黎明期なので失敗もあるでしょう。それを乗り越えてヒットが生まれ、ヒット作をマネする過渡期が訪れ、新しいアイデアが次々と生まれ発展期になり、歴史が生まれ成熟期となるわけです。 　とにかく新しい面白いものが見たい！　やりたいです！ 漫画・文／ハッシー橋本愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上！サウナめし』はサウナ好き必見の一冊　Twitter @hashimotosan84