本番まで“あと5試合”。森保監督に起用してほしい「2人の選手」
森保一監督が率いるサッカー日本代表は、6月15日にエルサルバドル代表と6月20日にペルー代表と国際親善試合を行う。
昨年末にFIFAワールドカップ2022 カタールを戦い終えた現在の日本代表は、3年後の2026年6月にアメリカ、メキシコ、カナダで共催となる次回のワールドカップでベスト8以上の成績を収めることを最大の目標としている。
準備までにまだ3年あると思いきや、今年の11月からはすでにその2次予選が始まる。加えて年明け1月には大陸王者を決めるAFCアジアカップ カタール 2023が開催される。
最大の目標はワールドカップになることは間違いないのだが、やはり日本代表にはアジアカップでの優勝を目指してほしいと多くのファンが望んでいることだろう。それはファンやサポーターに限った話ではなく、選手らを中心とする関係者全員が目指しているもののひとつである。
アジア2次予選突破やアジアカップ優勝を当面の目標と考えたとき、それまでには今回の6月に予定している2試合を含めて、あと5試合しか用意されていない。森保監督には世代交代や新戦力の発掘も命題とされているが、アジアで勝つ準備も同時に進めていってもらいたい。
ワールドカップ以後、森保監督は「戦術の使い分け」についてよく言及するようになった。ワールドカップでは守備を固めて素早く相手ゴールに迫るという戦術で、ドイツ代表とスペイン代表を破りグループリーグを突破した。
一方で、コスタリカ代表戦のように守備を固められ自分たちがボール保持する時間が長くなるような戦いでは、なかなか得点を奪えず比較的苦手と指摘され続けている。森保監督は次のワールドカップまでにはどのような相手にでも勝てるように、苦手とする自分たちがボールを保持してゲームの主導権を握る戦いでも質を上げていこうと取り組んでいる。
アジアカップ本番まで「あと5試合」
「主導権を握る戦い方」が苦手な日本代表
スポーツライター。日本最大級だったサッカーの有料メディアを有するIT企業で、コンテンツ制作を行いスポーツ業界と関わり始める。そのなかで有名海外クラブとのビジネス立ち上げなどに関わる。その後サッカー専門誌「ストライカーDX」編集部を経て、独立。現在はサッカーを中心にスポーツコンテンツ制作に携わる
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