美容師にほぼ「おまかせ」なのに、髪型が良い感じに仕上がるオーダーの4つのコツ
こんにちは、美容師の川口達也です。年間10万人以上来店するメンズヘア専門の美容室「MEN’SHAIR PERCUT(メンズヘア パーカット)」を東京、千葉、名古屋、大阪で運営しています。
「髪型をどうしたらいいか分からないから、とりあえず美容師におまかせしておこう」
美容室に行った時、そんな風に考えることがあると思います。ですが、“おまかせ”というオーダーはお客様とのイメージの共有が難しく、期待通りの仕上がりにするのは結構難しかったりします……。
お客様としては、思っていたより短くなってしまったり、普段の髪型と変わり過ぎてしまったりすると、「イマイチ」と感じてしまうものです。かと言って、細かく指示するのも面倒だったりしますよね。実はハードルが高いおまかせですが、今回は、ほぼおまかせでも良い感じの髪型にするための4つのポイントを紹介していきます。
カットする上でいちばん重要なのは、髪の長さです。
完全なおまかせだと、美容師次第になってしまいますが、長さがしっくりこなかったり、切り過ぎて後悔してしまったり……。
そのため、どのくらいの長さが良いのかイメージを共有することは、おまかせを成功させるための大事なポイントです。オススメの方法は、前回カットした日程を伝えて、その時より短い方が良いのか、長い方が良いのかを伝えること。
個人差はありますが、髪は大体ひと月に1cmほど伸びるので、初めての担当者でもこの伝え方ならイメージが掴みやすいからです。長さが決まれば、仕上がりのイメージから大きく外れる可能性は低くなります。
他にも前髪を上げたいのか下ろしたいのか、普段スタイリング剤を使うのか使わないのかなどを伝えるとより良いでしょう。
「仕事上ツーブロック禁止」や「額の広さが気になるので前髪を上げたくない」など、NGの内容をきちんと伝えることもおまかせをする上で重要です。
美容師側から事前に確認がある場合もありますが、おまかせという言葉をどう受け取るかは担当の美容師次第なので注意が必要です。
逆に、「ツーブロックに挑戦したい」や「前髪を上げてみたい」など、やってみたい希望がある場合も伝えておきましょう。ほぼ「おまかせ」でも満足度の高い仕上がりになります。
①「長さのイメージ共有」がいちばん重要
②やってほしくない内容を伝える
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株式会社PERCUT 代表取締役。1984年6月12日生まれ。群馬県桐生市出身。高校卒業後、美容師養成所であるテクニカルスクールTONI&GUYアカデミー東京校、山野美容専門学校を経て、美容師免許取得。原宿にある大手美容室に6年ほど勤めトップスタイリストとなった後、独立。男性専門の美容室開業を決め、2013年、下北沢に1店舗目をオープン。その後は、大阪、名古屋へと拠点を広げ、現在は10店舗の店舗運営を統括している。
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