「悪徳商法を見抜く」うたい文句6選。高齢になった親の“孤独感”につけ込む手口とは
必要もない高額な商品を無理やり買わされたとか、「絶対儲かる」と言われて投資したのに、儲かるどころか、投資したお金すら戻ってこなかったといった、悪徳商法の被害に遭う高齢者のニュースが連日のように報道されています。
周囲に同居している家族がいれば、いったん相談して冷静に判断することもできますが、自分の高齢の親が“おひとりさま”だった場合、どういった情報を教えるべきなのでしょうか。
近年頻出する悪徳商法の手口と、実際にだまされた際の相談窓口を、おひとりさま高齢者の日常生活から入院・介護、亡くなってからの葬儀・相続までの心配事を解決するムック『おひとりさま[老後生活]安心便利帳』より、抜粋します。
悪徳商法の手口は、電話での強引なセールスやネット上での嘘の広告などさまざまです。
あるいは、いきなり家に訪ねてきて、「屋根の修理をしないと危ない」とか、友人に誘われて行ったセミナーで商品を買わされたといったケースもあります。
悪徳商法に引っかからないためには、うまい話を信用しない、すぐに契約しない、ハッキリ断るといったことが大切です。
NPO法人渋谷介護サポートセンター 理事長の服部万里子氏は、「不安をあおって契約させたり、『お得だから』と勧めてくるサービスは危険です」と警鐘を鳴らします。
加えて「少しでも変だと思ったら、自分ひとりでは判断せず、まず家族や知人に相談しましょう。相談する相手がすぐに思い浮かばなかったら、消費者ホットライン『188』や警察相談専用電話『#9110』に、迷わず電話するか、地域包括支援センターに相談してください」とアドバイスします。
ただし、消費者ホットライン(188)や警察相談専用電話(#9110)は、ダイヤル式や一部のIP電話からはかけられません。ご注意ください。
高齢者の優しい心につけ込む悪徳商法の手口
家族や知人に相談することが大事
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『おひとりさま[老後生活]安心便利帳』 日常生活から入院・介護、 葬儀・相続までの心配事を解決 |
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