「悪徳商法を見抜く」うたい文句6選。高齢になった親の“孤独感”につけ込む手口とは
悪徳商法は、自分は絶対にだまされないと思っている人ほど危険!
悪徳商法で厄介なのは、被害者自身が気がつかないうちにだまされていることです。
自分の判断能力が低下していることは自覚しづらく、また、たとえ判断能力に自信があったとしても、近年は悪徳商法の手口がより巧妙かつ複雑になっているので、より注意が必要だと認識しましょう。
ほかにも、おひとりさまが悪徳商法や詐欺に狙われやすい理由があります。
1つ目は昼間ひとりで家にいることが多いということ。ひとりでいると自分の判断だけで焦って行動を起こしてしまうため、大きな被害につながりやすいのです。2つ目は、孤独感から、親切な態度で接してくる相手を信じやすいということです。こういった高齢者の心理をだます側は、よく理解してつけ込んでくるので注意しましょう。
「だまされたかも?」と気づいたときは先に紹介した消費者ホットラインや警察相談専用電話を活用できますが、もっとも大事なのは、だまされないように相手の手口を知っておくことです。
悪徳商法でよく聞くうたい文句6選
最後に、悪徳商法でよく聞くうたい文句を以下に6つ紹介しますので、これを耳にしたら、すぐに危ないと思ってください!
1:「お試しなので、今なら安く買えます」
契約書をよく読むと、条件として自動的に継続購入の契約になっていることも。
2:「以前申し込んだ商品をお送りします」
※申し込んだ記憶がなければ、完全に詐欺。送りつけ商法と呼ばれるものです。
3:「支援だと思って、買ってください」
困っている人を助けるという、うたい文句。不当に高い物を買わされることも。
4:「無料で点検できるので、一度見させて」
家の修理や害虫駆除など。その後に高額な工事をされたり、商品を売られます。
5:「火災保険の活用で無料修理できます」
経年劣化の修理費は火災保険の対象外です。それでも、工事費は請求されます。
6:「元本割れしないので、安心な投資です」
リスクのない投資はありません。元本保証と言われたら、まず疑ってください。
構成・文/日刊SPA!編集部
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