恋愛・結婚

不倫相手の職場に乗り込んだ妻の勝算。“女同士の火花”に41歳夫は「変な汗が出た」

 いまだによく耳にする芸能人による「不倫」のニュース。今や小学生でも知っているこの言葉は、時に大きな社会問題にも発展し、当事者だけの単なる情事では済まされないケースも多々あります。今回は、そんな不倫にはまった夫に真っ向から立ち向かった妻のエピソードです
離婚

※画像はイメージです(以下同じ)

得意先スタッフとの不倫

 博之さん(仮名・41歳)は空調機器メーカーでセールスエンジニアをしており、2年前から某住宅展示場を受け持つことになりました。そのことがきっかけで、某ハウスメーカーの住宅展示場にインテリアコーディネーターとして勤務する葉子さん(仮名・31歳)と、あろうことか不倫関係に発展してしまったそうです。 「もちろん良くないことだとはわかっていました。妻を裏切っているという自覚もありました。自分は結婚している、これは不倫になると頭ではわかっていても止まらなくなってしまったんです……。周りにはバレないように2人の中でもちゃんとルールは決めていた、いやそういう問題じゃないのはよくわかっています。自制心があったつもりだったんですが、気づいたら何の覚悟もなく不倫に走ってしまったんです」  そんなある日、前々から計画していた博之さんの戸建て購入がいよいよ現実となり、妻の涼子さん(仮名・39歳)と一緒に住宅展示場に足を運ぶことになったそうです。

妻の一声で不倫相手の職場へ

 博之さんは、郊外の規模の大きな住宅展示場に足を運ぶものだと思っていたそうです。 「戸建ての購入は僕が不倫する前から決まっていました。それまでにいろんなハウスメーカーからカタログや資料を取り寄せていて、ゆくゆくは郊外の規模の大きな住宅展示場に足を運ぶつもりでした。だから見学当日も妻に確認することなく、その場所を目指して出発したんです。ところが、高速道路に入る直前に、妻が二世帯住宅の展示がそこにはないから僕が担当している展示場にしたいと言い出したんです」  博之さんは一瞬ドキッとしたそうですが、頭ごなしに拒むのも変だと思い、行き先を変更したと言います。博之さんの奥さんは、間髪入れずに夫が営業担当である展示場に電話をかけて見学の予約をとったと言います。
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きな臭い予感がしていた
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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