突然、性格が変わってしまった32歳女性。告げられた病名は「理由もわからず怒りが湧いて…」
―[見落とされた[第4の発達障害]]―
幼い頃に親から受けた心の傷や性被害などが、大人になってから強烈な心身の不調を引き起こすことがある。その症状は発達障害によく似ているが、実はトラウマによる「複雑性PTSD」の可能性がある――そう指摘するのは、『トラウマからの回復』の著者、精神科医・生野信弘氏だ。
「第4の発達障害」とも呼ばれる、複雑性PTSDから回復する道を探った。
彼の幼少期の話を聞いたことがきっかけで…
無理やり塾通いをさせられた幼少期
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『トラウマからの回復』 ミスが多い、集中力が続かない、癇癪を起こす、先のばし癖……もしかしてその裏には「トラウマ」が隠れているかもしれません。 |
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