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焼肉屋が明かす「食べ放題で“得する”」コスパ抜群の食べ方――仰天ニュース・食べ放題トップ3

大事件ばかりがニュースではない。身近で巻起こった仰天ニュースを厳選、今回は「食べ放題」にまつわる記事に注目し反響の大きかったトップ3を発表する。第3位の記事はこちら!(集計期間は2018年1月~2023年12月まで。初公開2023年7月16日 記事は取材時の状況)  *  *  * 「焼肉の食べ放題」に行くとなれば、たくさん食べて料金の元を取りたい、できるだけ得したいと考えるもの。朝からほとんど何も食べずに備える……という人も少なくないはずだ。
焼肉

焼肉の食べ放題で“最も得する”食べ方とは? ※写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 東京都・大井町の「銭場精肉店」店長の北村拓郎氏は「同業者に怒られそうなのであまり教えたくはないのですが……」と躊躇いつつも、食べ放題で“得する”コスパ抜群の食べ方を教えてくれた。

胃の“準備運動”で食べ放題に備える

焼肉のキムチ まずは、食べ放題に挑む前の「準備運動」が大切だと北村店長は話す。 「“焼肉の食べ放題に行くぞ!”と気合を入れて、空腹にしてから挑みたくなる気持ちもわかりますが、じつは逆効果。店では最初にキムチを食べましょう。キムチは発酵食品なので胃を活性化してくれます」(北村店長、以下同)  キムチで胃を活性化させ「肉を迎える」状態にしたら、いよいよ肉選び。食べ放題で料金の元を取りたいと考える人が気になるのは「どの肉の原価がいちばん高いのか」ということだろう。  北村店長は「原価の高い肉ばかり食べられてしまったら店が赤字になってしまいますよ……」と言い淀んだが、ヒントだけでも教えて欲しいとお願いすると、重い口を開いた。

どの肉がいちばん原価が高いのか?

トウガラシ

トウガラシ(腕の部位)※提供写真

「意外とご存じない方が多いのは、牛の違いですね。焼肉屋で『国産牛』『和牛』などと書かれていることがあると思います」  どちらも同じ「日本で育てられた牛」ということではないのか……? 「原価が高いのは『和牛』です。『和牛』は日本で生まれ、ずっと日本で育った牛のことで、血統書付き。これがいちばん美味しい牛肉になります。一方で『国産牛』は日本で3か月以上飼育したものも含みますので、オーストラリアで生まれた牛を買って3か月以上国内で飼育すれば『国産牛』と呼べるのです。価格も全然違いますね」  なんとなく「国産」とついているから美味しいのだろう、と選ぶのは安易かもしれない。 「さらに『和牛』にも4種類あります。黒毛・褐毛・無角・日本短角が4大和牛と呼ばれていますが、この中では黒毛がオススメですね。綺麗な霜降りがあり、肉質も柔らかいです」
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原価が安そうなホルモンを食べるのはもったいない?
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インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA

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