僕青23人が成長した姿をTIF2024で見せつける!
―[TIF2024]―
「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(通称TIF2024)の最終日、アイドルグループ・僕が見たかった青空(通称 僕青)がHOT STAGEに登場した。僕青がTIFに参戦するのは2回目だが、グループ単体でのステージは初となる。開演時刻になると、メインステージを埋め尽くしたファンが期待を込めた手拍子で僕青を出迎えた。
薄いブルーのシャツを着た制服姿の23人はステージに上がると、深呼吸をして前を向く。
1曲目に選んだのは「暗闇の哲学」だ。この曲は、MVやライブの映像がYouTubeチャンネルで公開されると、センター八木仁愛を筆頭にダンスパフォーマンスがSNSで大きく話題になった。その青春時代を切り取ったような歌詞と切ない表情で歌う彼女たちの歌声にも視線が集まっていた。
続く「制服のマネキン」(乃木坂46)のイントロが流れると、静まった会場が一変して、ファンから歓声が上がる。乃木坂46の公式ライバルととして誕生した彼女たちは、同曲のカバーをライブで何度も披露してきた。この日、HOT STAGEのトリを務める乃木坂46が控える同じステージで、いつも以上に気迫溢れるパフォーマンスで会場を盛り上げた。
MCでは、早﨑すずきが「今日はすごく楽しみにしてきたので、最高のパフォーマンスをお届けできるように頑張ります。今日も暑いんですけど、楽しんでいきましょう!」と笑顔でアピール。八木仁愛は、「TIFのステージに立たせていただくことは当たり前じゃないので、感謝の気持ちを込めながら私たちにできる精一杯のパフォーマンスができるように頑張ります!」と意気込んだ。
3曲目に最新曲の「スペアのない恋」を披露すると、軽快なメロディーとともに会場に爽やかな風を吹かせた。そして、ライブでの鉄板曲「好きになりなさい」では、曲中に岩本理瑚が特技のバク転を披露。さらに、コールを響かせるファンを指さしながら、サビの決めゼリフ「好きになりなさい!」と叫ぶと、ファンも声援で応えていた。ラストにはデビュー曲「青空について考える」を披露して、1年ぶりのTIFのステージを終えた。
最後のコメントでは、柳堀花怜が「私たちはまもなくデビューから1年を迎えます。これからもっと日本のアイドル界を盛り上げていける存在になれるように頑張ります。今日のステージで少しでも興味持ってくださった方がいたら、名前だけでも覚えて帰ってください! これからも、僕が見たかった青空のことをよろしくお願いします!」とお辞儀。
太陽の日差しが降り注ぐ青空の下で、僕青23人が成長した姿を見せてくれた。大きな可能性に秘めた彼女たちが、2年目はどんな活躍を見せてくれるのか楽しみにしたい。
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