欧米の影響で下がれば日本株はリバウンド狙い
◆マネーな人々 今週の銭格言
【選者】9億円トレーダー 三村雄太クン
ドル/円相場は1ドル=76円台の歴史的な超円高水準が続き、スタンダード&プアーズは米国債を「AAプラス」に格下げするなど、世界経済は大混乱。企業業績も大幅ダウンが相次ぐが、そんなピンチこそ三村クンにとってチャンス!?
◆欧米の影響で下がれば日本株はリバウンド狙い。ソニーは下げすぎかな?
米国債の格下げ、円高、欧州不安など、ここのところ日本経済にとっていい話はありませんが、そんなときこそ乱高下に乗じて儲けるチャンスです。というわけで、7月12日、ボクはまたしても東京電力に注目。前回、「500円を超えたら高すぎなので再び売り」と宣言したとおり、460円からカラ売りを始め、最高640円までトータルで14万株売ってみました。
一時は含み損が1330万円にまで達しヒヤッとしましたが、29日になると下がってくれたので、458円で全株買い戻して1260万円稼ぐことができました。
また、前回500万円以上損させられた任天堂では、350万円奪還に成功。28日に発表された決算内容があまりに悪か
ったためストップ安目前まで下げた翌日の29日、リバウンド狙いで1万1200円で1万株買い。
すると、アナリスト説明会で「失望するのはまだ早い」なんて説明があったみたいで、ラッキーなことにその日のうちに急反発。1万1560~1万1600円で全部売って利益確定しました。その日のうちに1万2470円まで上がったので惜しいことしたかな。ま、株に欲張りは禁物です。
⇒【後編】に続く 「グリーのカラ売りに初挑戦」
【選者】
9億円トレーダー 三村雄太クン
みむらゆうた●名古屋出身の27歳、資産9億円のスーパートレーダー。4年前の春から某大学大学院に進学し、ファイナンスを研究。めでたく卒業し、非凡な大学院卒トレーダーに。目標資産は10億円!
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