9億円トレーダー・三村雄太クン 東電株で1400万円の儲け
―[9億円トレーダー・三村雄太クン]―
◆マネーな人々 今週の銭格言
【選者】9億円トレーダー 三村雄太クン
日経平均株価は1万円台に乗せていたものの、11日、欧州の銀行ストレステストで6行が不合格になったとスペインのABC紙が報じたところ、為替市場では1ユーロ=110円割れまで急落。欧州発の金融不安が再び高まりつつある
◆ユーロ不安再燃。イタリア、スペインまで飛び火すれば、世界同時株安があるかも!?
猛暑ですね。経産省は、企業が節電しなきゃ場合によっては罰金なんて言ってるみたいだけど、なんで一般人や企業が東電のミスを押しつけられなくちゃいけないのかと。もちろん、ボクも細々と節電はしてるけど……ブツブツ。なーんて言いつつ、今回はその東電で約1400万円ほど儲けさせてもらいました。
でもこの利益額は、ボクにとってはとても不本意。前から皆さんにご報告していたとおり、ボクが東電をカラ売りしだしたのは、3月28日から。715~703円で5万株、合計約3500万円カラ売りし、一時は含み益が2750万円を突破していたほどでした。そのまま上場廃止にでもなればと期待していたんですが、6月15日、政府が「原子力損害賠償支援機構法案」を閣議決定したことを好感してストップ高に……。
以降、上げ基調のままなので、そろそろ潮時かなと7月8日、416円で買い戻し、1433万円の利益を確定しました。とはいえ、経営状態や過熱感から、500円を超えたら再び売ろうかなとたくらんでいます。
また、玄海原発のストレステストややらせ問題でお騒がせの九州電力にも挑戦しました。やらせ発覚前からズルズル下がりだしていたので、5月24日から6月9日にかけて、5万5000株をリバウンド狙いで買ってみました。配当利回りは6%近くになっていたし、九電は原発の影響が東電ほどではないと見込んだからです。
平均すると買値は1100円ほどでしょうか。すると見込みどおり小反発したので、欲張らずに15日、1190円で全部売って約495万円の儲けでした。とはいえ、こちらも東電の救済法案を受けて上昇したので、早く売りすぎてイマイチの結果でした。
⇒【後編】へ続く 「今回損を出してしまったのは任天堂」
【選者】
9億円トレーダー 三村雄太クン

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