ブラウザ上でレゴ遊びできる「Build with Chrome」、竹島・尖閣諸島が不穏過ぎる事態に
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魚釣島(尖閣諸島)では、日本、台湾、中国の旗や、「ROC」(中華民国。the Republic of Chinaの略)の大きな文字があったが、竹島ほどのカオスな状態ではなく、投稿数も少なめであった。
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地図上に「日本海」と表示されている場所(海上)には、「EAST SEA FuckJP」や「SEA of K(太極旗中央の円)A」などの主張も少ないが見られた。
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ちなみに、「Build with Chrome」の地図は、通常のGoogleマップとは、地名の表記が異なる場所が多い。竹島は、中立的立場からの呼称「リアンクール岩礁」に、魚釣島は中国名と台湾名も併記、日本海は「日本海(東海)」に変更されていた。
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投稿されている作品が不適切だと思った場合は、「通報」ボタンを押すこともできる。しかし、通報合戦となり、空地になった区画で中傷がさらにヒートアップする事態も想像に難くない。それでいいのだろうか?
エッフェル塔周辺では、マリオやピカチュウといったキャラクターを作った作品もあり、ほのぼのとした風景が広がっている。世界中の子どもが楽しんできたレゴは、ぜひ平和的に楽しんでもらいたいものだ。 <取材・文/林健太>
ブラウザ上に表示された世界地図で、レゴブロック建築ができるサービス「Build with Chrome」をGoogleが公開した。地図からブロックを組み立てたい場所を選び、複数用意されているパーツで作成した作品は、他ユーザーに公開して楽しむことができる。
さっそく投稿された作品をチェックしてみると、エッフェル塔やエンパイアステートビルなどの有名建築物が、実際にある場所にレゴで再現されていた。世界共通のレゴで、世界中のユーザーが楽しんでいる様子は、「ネットに国境はない」とほのぼのとした気持ちにさせてくれる。
ところが、領土問題などの係争地では、「Build with Chrome」の地図上でも穏やかではない雰囲気となっていた。竹島、魚釣島(尖閣諸島)をのぞいてみると、日本、韓国、中国の国旗だけでなく、中傷する文字が目立った。小さいブロックを利用すれば、文字の形にすることもできるのだ。
竹島では、「安倍斬殺」、「JAP」などの過激な文字もあり、領土を主張、中傷する作品でカオスな状態に。あまりに投稿が多く、島から飛び出して海面にも作品が広がっていた。作品を投稿できる場所は区画分けされているが、複数区画を使った大型艦船の姿も。
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