法規制に戦々恐々[ラブホテル業界]の裏側

ビジネスホテルを装った偽装ラブホ急増で規制強化の動きが。 回転ベッドやアダルトグッズが部屋から消える! 【担当者からのコメント】 甘酸っぱい気持ちが詰まった場所の定番と言えば、学校帰りに彼女と行った公園のベンチでの一コマ、そして、カノジョとイッたラブホテルと相場は決まっている。  一括りにラブホテルといえども、実は意外とその定義づけやラブホテルをめぐる法律はややこしいものとなっている。だが、そんなことを知ったからといって、中でやることはいっしょなわけで、しかも知ったことや蘊蓄を語りながらやれば盛り上がるものも盛り上がらないだろう。  だが、その知らなくてもいい法律や裏事情のおかげで今、ラブホテルは大きく変わろうとしているのだ。  偽装ラブホテルという言葉がある。これは本来ならばビジネスホテルなどとして認可を受けたのだが、その実ラブホテルというもの。旅館業法では、ラブホテルとビジネスホテルはまったくの別物とされており、例えばビジネスホテルや旅館にはロビーや食堂の備え付けが義務づけられている。入ったら、入口横に誰も使わねぇだろ!と、ツッコミを入れたくなるバーカウンターなどがある”ラブホテル”などを見かけた人もあるだろう。こういう”ラブホテル”は偽装の可能性があったりするのだ。そして今、業界から偽装の一掃が行われようとしており、その結果、半数近い”ラブホテル”が廃業を検討しているとさえ言われているのだ。  今、何が起こっているのか? 業界の裏側をリポートする。