男性ファッション誌の[暴走ワールド](珍)図鑑

「男の色気という色気が俺を媒介にして融合する」 「ロンドンのバックストリートを牛耳るべき器」etc.それってカッコイイのか? 【担当者からのコメント】  書店では今、男性ファッション誌が花盛り。各誌がそれぞれの”カッコイイ男像”を打ち出している。が、どうもそのカッコよさが妙な方向に行っちゃってるものもあるようで……。たとえば、近頃増殖中のワル系ファッション誌では、「つべこべ言うな!! 俺が黒い彗星になる」「凡夫ども見ろ、ブラカジ極めたオレのお通りだ」「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」なんてキャッチコピーとともに、ヤンキー風のファッションに身を包んだ男たちがポーズを決める。そうかと思えば、ホスト系ファッション誌では「人類創世の時代から、俺は、お前のためだけに輝き続ける鮮やかなりし羽根!!」「俺はシンプルな生き方しか知らない、だからここに棲んでいる」なんてナルシスティックなフレーズが……。  そんな超絶キャッチコピーから、女性誌顔負けの盛り髪特集まで、今どき男性ファッション誌のブッ飛びぶりをご紹介。ほかにも草食系男子向け雑誌のフェミニンぶり、オヤジ系雑誌の浮世離れぶりなど、知ってるようで知らない不思議な世界にアナタをお連れします!