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最後まで慌ただしかったSKE48の年末イベントに密着 カウントダウン公演でまさかの事態発生!?

 SKE48が’15年12月31日「SKE48 忘れられない大忘年会2015」&「SKE48 カウントダウン公演2015→2016」を行った。  ‘15年はそれまで3年連続で出場していた紅白歌合戦に落選。失意の年末を過ごす可能性もあったが、落選してしまったんなら気を取り直してと言わんばかりに新たなイベントを開催してみせた。  まず高校生以下のメンバーを中心に15時より行われた「SKE48 忘れられない大忘年会2015」では、柴田阿弥と江籠裕奈がMCとして登場。劇場の舞台上に設置されたこたつにゲストメンバーを呼び込む形でトークを繰り広げた。

大忘年会のMCは江籠裕奈(右)と柴田阿弥(左)が務めた

 最初に登場したのは、’15年のSKE48単独名古屋開催で話題となったミュージカル「AKB49〜恋愛禁止条例〜」に出演した宮前杏実、酒井萌衣、熊崎晴香、日高優月、山田樹奈の5人。早速、MCの柴田がヒロインを務めたはずの宮前を「宮前出てた?」といじり会場の笑いを誘った。さらにはMC江籠の質問に答える「江籠クエスチョン略してエゴスチョン」のコーナーでも、「この中で一番嫌いなメンバーは誰?」とアイドルに少々キツめの質問で日高と熊崎が「宮前」と回答。「同じ間違いをするな。演技は初心者だから仕方ない。でも同じこと繰り返して8時間待ったんですよ」(日高)、「(レッスン中)マンション暮らしで家事をまったくやらなかった。杏実さんが汚したものは私が洗ってた」と暴露され、慌てて取り繕うも信頼回復にはいたらず会場から必死に弁明するさまに笑いが起こった。

AKB49出演メンバーのパートでは、宮前がガンガンいじられる展開に

 その後も、後藤理沙子・竹内彩姫・髙寺沙菜・井田玲音名の美浜海遊祭で水着を披露したメンバー、市野成美・髙寺夏生、北野瑠華・松本慈子・荒井優希のもっと前にぐいぐい出たいメンバー、ドラフト2期生プラス木本花音、加入前からSKE48好きの福士奈央・野口由芽、7期生、申年の年女メンバー(矢方美紀・梅本まどか・大場美奈)とメンバーが入れ替わり立ち代わりに登場し、会場を盛り上げた。また、それぞれのメンバーからの提供もあり、抽選で100名にさまざまなプレゼントがあたる企画も実施され、トークショーの最後には、「前のめり」「コケティッシュ渋滞中」「SKE48」が若手メンバーで披露され、昼の部は締めくくられた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1021163(大忘年会の様子)  夜23時からは18歳以上のメンバーによる「SKE48 カウントダウン公演2015→2016」が開催。公演は’15年に発売された「コケティッシュ渋滞中」でスタートする。ここでセンターに立ったのは同曲で初の選抜に入り、12月26日に卒業発表をした磯原杏華と同期の2期生のなかで常に先頭をきって活躍をしていた高柳明音だった。この演出に会場からは思わず感嘆の声がわいた。

カウントダウン公演の最初は磯原杏華と高柳明音のWセンターでスタート

 この後、「前のめり」「手をつなぎながら」を全力パフォーマンスで披露。SKE48らしい力強いパフォーマンスを見せてくれた。「手をつなぎながら」の曲終わりでは、磯原が同期の内山命におんぶしてもらう形でフィニッシュ。残り少なくなった同期との共演を存分に楽しんでいた。

「手をつなぎながら」のラスト。磯原が内山の背中に

 曲終わりのMCでは、今年のNo.1を独自に作ったジャンルごとに表彰。今年も汚れNo.1で表彰された松村香織は「来年はFLASHじゃない雑誌に載らないように、私、過去まだいろんなことがあったので汚いのが出ないようにこれからも注意していきたいと思います」と爆弾発言をし、会場をざわつかせる。私服がダサいNo.1(高柳明音が受賞)、公式サイトプロフィール閲覧数No.1(須田亜香里が受賞)、女子力が高いNo.1(石田安奈が受賞)などさまざまな受賞の最後には、長年SKE48に貢献してくれたメンバーNo.1で磯原杏華が表彰されるニクい演出も。  しかし、ここでその天然っぷりを見せつけたのが1期生の大矢真那だ。松井珠理奈が紅白歌合戦で東京にいるなか、初期からいるメンバーは自分のみ。「自分だと思った」とふと漏らしてしまい、MCの進行を務めていた内山命から「真那さん、そこはごめん」と謝罪されてしまう。さらになんと磯原の卒業を知らなかったことが発覚。会場からは悲鳴に近い歓声があがり、大矢は「えっ、いつ?」と放心状態になり、呆然としてしまう。劇場内がアワアワとするもなんとか持ち直し、内山の「なにより2015年一番びっくりしました」というコメントで会場からも安堵の笑いが上がった。

卒業を知らず動揺する大矢をなだめる磯原。まさかの事態に会場は緊張に包まれた

 公演は曲へと戻り、「マンゴーNo.2」「オキドキ」「未来とは?」を披露し、いよいよカウントダウンの瞬間へ。15秒前からカウントダウンを開始し、0と同時に壇上のメンバーはジャンプをし、新年の幕開けをお祝いした。新年を迎えると猿の着ぐるみをきた青木詩織が法被を持って登場。新年仕様に装いを変えて公演を再開。新年1曲目には「バンザイVenus」。続いて、「涙サプライズ」「初日」「強き者よ」。そして、「1!2!3!4!ヨロシク!」を披露し幕を閉じた。  終盤のMCで須田は「この公演は最初で最後になればいいなとメンバー一同願っております」と開催できたことの裏に、紅白歌合戦の落選があったことを示唆し気持ちを引き締めた。  2016年はSKE48にとって再始動の大きな一年になる。ここからまたメンバー・ファン・スタッフ一丸となり、大きな流れを作っていってほしい。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1021276(カウントダウン公演の様子)
最後まで慌ただしかったSKE48の年末イベントに密着

カウントダウン公演に出演したメンバーたち

取材・文/ヤスオ 写真提供/AKS
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