更新日:2017年11月14日 22:23
ライフ

娘をミス・インターナショナル日本代表に育てる方法を考察

―[山田ゴメス]―

村山和実さん

 50歳になって、いまだ子どもがいない僕、ゴメス記者であるが、そんな僕でも、「仮に子どもができたら、どういう風に育ててみようか?」なんてシミュレーションを妄想しながら、にんまりとした笑みをつい浮かべてしまうことも、ままあったりする。とくに娘! とりあえず器量の良さは大前提……として、イジメにあったりしたらイヤだなあ、それに「パパ臭いから息しないで!」みたいに言われるのも……。ギャルになるのは、ギリギリ許せるとして……援交なんかに手を出したら、やっぱ叱っちゃうだろーなあ……。A○B48に入りたい、なんて言い出したら、「タカラヅカのほうが手堅いんじゃない?」とかって諭したりするんだろーか?……と、まあこういう感じである。では、娘がもし、国際的レベルのミスコンの日本代表になったら? いいじゃないか! というわけで今回、とあるつながりから奇跡的なことに、’11年ミス・インターナショナルの日本代表に選ばれた村山和実さんのお話をうかがう機会ができたので、彼女の生い立ちをなぞることによって、“娘をミス・インターナショナル日本代表に育てる”ための、いくつかのキーワードを探ってみた!!  村山和実、24歳。’11年度ミス・インターナショナル日本代表で、現在はタレント・モデルをやりながら、美容外科・美容皮膚科「東京イセアクリニック(http://www.tokyoisea.com/)」を擁する“美”の総本山・ISEAグループのトータルビューティデザイナーという華々しい経歴を持っている。で、実際会ってみると……やっぱ、キレイだわ。顔立ちといい肌感といい四肢の長さといい、完璧すぎてレベルが違う。どのくらいレベルが違うのかといえば、“ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンに1時間だけ隣で並び待ちしてもらっただけで充分ビジネスが成立する”くらい、というたとえは陳腐すぎるだろうか? いずれにせよ、万一彼女が娘であったなら……少なくともビッグサンダーマウンテンにはタダで一緒に並ぶだけではなく、乗ることもできるのである。さあ、どんな育て方をすれば、娘は“和実”になれるのか? (1)思春期時代は、緑がある郊外か田舎で育てる! ――生まれはどちらなんですか? 村山『神奈川県の座間市です。高校卒業までずっと地元にいました。昔から活発な性格で、近所を年中駆け回っているような子どもでした。座間は田舎なので、空気がきれいで、アスファルトよりも田んぼや山道といった土の道が多く、走っても走っても膝を痛めにくかったり、と最高の環境だったと思います』  空気や地面の問題だけではなく、郊外や田舎に囲うことによって、思春期の娘を“都会の絵の具”から守ることもできるのは言うまでもない。で、“膝を痛めにくい”って、いったい? (2)陸上かダンスをやらせる! ――部活はなにをやっていた? 村山『中学時代は陸上部に所属していました。中1の夏休みまでは短距離をやっていたのですが、長距離のほうが速かったので、そっちにまわされてしまい……。嫌いだったんですけどね(笑)。で、イヤなまま駅伝に出され、そのまま長距離を卒業までやらされていました。高校時代も最初は陸上部だったのですが、高2のときに、仲の良い友だちがみんなダンス部だったので、陸上を辞めて私もダンス部に入部し直したんです』  娘でも息子でも「子どもがいたら絶対になにかスポーツをやらせたい」というのは、僕が常に抱いている願望(妄想?)だったりするのだが、トータルのボディバランスのみを考えるなら、下手に特定部位の筋肉や骨格が異常発達しかねない球技などよりは、身体全体がまんべんなく鍛えられる陸上やダンスのほうがベターなのかもしれない。 (3)大学は実家から通学可能な都会にある服飾系の学校に入学させる! ――高校を卒業してからは? 村山『当時、洋服のデザイナーという職業に興味を持っていたので、新宿にある文化女子大という服飾系の大学に入りました。学校がわりと忙しく、家と学校の往復ばかりでしたが、高校時代はほとんど地元を出たことがなかったので、東京の街という街がすべて新鮮で、歩いているだけですごく楽しかったですね。ちなみに今は、あまり服飾関係はやっていないのですが、2年前のミス・インターナショナルのとき、大会当日に着るドレスのデザインは一から自分でやりました。かなり細かく描きおこせたので、大学の勉強もちょっとは役に立ったかな……と。ほかの皆さんもざっくりとしたイメージで衣装の依頼をされるんですけど、私は自分のデザイン画に色づけするくらいの気合いの入りようで……(笑)』  都会にある美術系の学校に入学させて、娘の美意識を一気に高めてみるのも一つの手。なかでも服飾系は“いかに自分を美しく見せるか”を実践的な技術をもって学ぶことができるメリットがある。プラス、課題や製作に追われる日々を余儀なくされるので、通常の大学と違って案外遊びほうけいているヒマがないのもいい。あと、“箱入り娘”である以上、自宅通学が可能な距離ならば、極力一人暮らしをさせることは避けたいところだ。 ⇒【後編】に続く https://nikkan-spa.jp/446471 【村山和実】 ’88年神奈川県出身。T167・B80W56H85。血液型:A型。文化女子大学(現・文化学園大学)在学中、『2011年ミス・インターナショナル日本大会』にてグランプリを受賞し、世界大会に出場。現在はタレント・モデルとして芸能活動を展開し、「トータルビューティデザイナー」としても活動中。食事から運動、服飾やメイクまで、美に関わることすべてを追求し発信している。 オフィシャルブログ『和実日和~なごみびより~(http://ameblo.jp/nagomi-murayama/)【イセアボディスタイル】 最新のトレーニングツール『バイパー』をはじめ、ホットヨガ・TRX・ボクササイズほか、あらゆるプログラムで「楽しいボディメイキング法」を提案。住所:東京都港区麻布十番2-3-9桂亭ビル4・5F 電話番号:0120-963-483 営業時間:平日10:00~22:30/土日祝10:00~19:30 休館日:金曜日 HP:http://www.iseabodystyle.com/ 【山田ゴメス】 1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。日刊SPA!ではブログ「50にして未だ不惑に到らず!」(https://nikkan-spa.jp/gomesu)も配信中。現在「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系列)に“クセ者相談員”として出演。『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)も好評発売中!
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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