ライフ

トロトロにとける! 西荻の絶品だし巻き玉子

 週刊SPA!にて連載中の「アホほど飲むな!」。『酒とつまみ』元編集長・大竹聡氏が、アホほど飲んじゃった愛すべき人々の織りなす人間模様を綴ったエッセイなわけですが、当欄では大竹氏「オススメの名店」についても少し紹介しています。  そこで日刊SPA!では、誌面に載った名店の魅力について、より詳しくご案内していきます。 ◆B級グルメのワンダーランド・西荻に“味は超A級”のお店が 串の家 ちょろ 17軒目の名店は、西荻窪の「串の家 ちょろ」さん。駅南口を出てすぐ右手に見えるディープな飲み屋街は、焼き鳥にラーメン、カレー、立ち食い寿司など小さくて個性的なお店が数十軒とひしめき合う、まさにB級グルメのワンダーランドといったところ。その一角に、創業11年目を迎える「ちょろ」さんがあります。  大将曰く「ちょろ」とは、京都の料理屋さんの待ち合いルームの意味で、「佇鷺」という字をあてるそう。そんな「気楽な感じでちょろっと寄ってほしい」という大将の思いとは裏腹に、出てきた肴に舌鼓を打てば、長居せずにはいられないほど激ウマなんです。  ココに来たら、ぜひ注文してほしいのが「だし巻き玉子」(380円)。玉子3個を用いたそれは、ふわふわプルプルのひよこ色で、口に入れるとトロトロに溶けていきます。塩気はやや強めで、大きくカットされたレモン入りのホッピー(380円)と交互に口に含むとどちらも新鮮な感動のまま味わえます。  さらに、平目入り(※季節により中身が変わります)の「煮こごり」(380円)を味わっていると、割烹風の店内からなぜか洋食の香りが……。「月に1回くらいしか作らないんだけど」と言いながら出てきたのは、ゴロッとボリューム満点のミートボールが入った「牛デミグラスソース煮込み」(450円)。じっくり煮込まれたソースがお肉に染みこんでグリーンピースもいいアクセントに。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=474037  旨い、旨すぎる!……それもそのはず、大将は、有名日本料理店で腕を磨いた歴史があるんです。 「定番のつまみのほかに、毎日3、4品変えて出しています。そうじゃないと常連さんに『昨日、食べたな』って言われますから(笑)」
串の家 ちょろ

軒先にも席が設けられています

 大人数ではなく、一人や二人で西荻の散策中にちょろっと寄ってじっくり味わってほしい名店です。 ●「串の家 ちょろ」 【住所】東京都杉並区西荻南3-11-7 【電話】03-3334-4868 【営業】月~土曜日17:00~24:00 【定休】日曜日 <撮影/難波雄史 取材・文/おはつ(本誌)>
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート
ハッシュタグ