旅行前にチェック!全国各地のぼったくりの傾向と対策
昨年末、東京・新宿の居酒屋「風物語」が“プチぼったくり”を行ったとして話題となった。そのナメた所業に消費者の怒り心頭! もはや“適正価格”が存在しないのであれば、せめて警戒しておきたい……そこで、全国の「ぼったくり傾向」をまとめてみた。
【北海道】
ススキノは客引き天国! 魚介類にも要注意
ススキノには南6条~南5条付近の通りに観光客を狙った客引きが出没。捕まるとHP掲載店でもプラス1万円以上ぼったくられるから覚悟すべし。また漁港近くでは魚介類が異様な高値で売り付けられる。
【東北】
復興支援に繋がるなら、ぼったくられてもアリか?
震災復興バブルで湧く仙台国分町では、それに比例してぼったくりも跋扈しているという。通り沿いのサウナ前には悪質な客引きが出没していると言われる。復興のためには、多少の“喜捨”もやぶさかではないが……。
【東京・関東】
普通の店を装った“プチぼったくり”が全盛!
歌舞伎町・池袋・渋谷など関東の歓楽街は総じて取締りが厳しくなり悪質ぼったくりは減少中。その代わりに、ジャンルを問わず“プチぼった”の全盛。キャッチも、その辺の芸人より口が上手い。また、北関東の観光街ではゴミのようなレトルト料理を信じられない高値で出してくる。
【関西・中部】
大阪は客引き密度日本一。中部地方は暴力団支配下
歓楽街では関西弁から、標準語まで多彩に駆使する客引きが揃う。これはフリーで全国を流す客引きが大阪中心に集まるからとも言われ、客引き密度は全国一だ。一方、名古屋では暴力団「K」の影響により、ぼったくりは消滅したと言われるが……。
【九州・四国】
ぼったくり店は多いが、田舎では栄枯盛衰が激しい
歓楽街の客引きにオラオラ系が多く、外見の怖さでは全国トップクラス。飲み系ではさすが九州、酒をグイグイ勧め、料金もグングンと上がっていく。観光客狙いも激しいので、遊ぶならどの店か計画を立てた方が無難。
【沖縄】
現地人すらも呆れる暴利。本土から暴力団も集結中
昨年の観光客数はハワイに迫る700万人に。それに伴い本土から暴力団が集まり、ぼったくりも増加。ぼったくりの歴史自体は浅いが、定番の観光地だけに、現地人も唖然とするほどの強気な値段設定が特徴。
※1/27発売の週刊SPA!では「[ぼったくり店]全国マップ」という特集を掲載中。
※写真はイメージです
<取材・文/週刊SPA!編集部>

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