更新日:2016年07月07日 19:36
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今年のウォームビズ商戦は“男の下半身”にまで波及?

 今年で10年目になる、気象庁が推奨する「ウォームビズ」期間が11月からスタートしている(’16年3月31日まで)。家や会社にいる際、室温20℃で快適に過ごせるように工夫するライフスタイルを指すこの言葉。もはや夏のクールビズと同様に定着した感もある。そして、それに伴ってアパレルや小売り業を中心に「ウォームビズ商戦」も行われ、ボーナスやクリスマス・年末と共に、冬物商戦の一翼を担っている状況だ。  セシールは40、50代をメインターゲットにする「メンズセシール」において、ウォームビズ対応のスーツなどを販売開始。また、ユニクロは冬の高機能衣料の代名詞でもある「ヒートテック」の品揃えを強化。女性用肌着に配合していた「ツバキオイル」を男性用にも使用して、さらにセーターやジーンズにも採用して過去最多の320種類を取り揃えたという。
テンガ公式サイト

テンガ公式サイトより

 そんななか、今年のウォームビズ商戦には思わぬアイテムも投入されている。男性用セルフケアグッズのTENGAだ。同社は冬季限定商品として「HOT TENGA」(税別980円)を12日から発売開始。なんでも同社が開発した新システムによってカップ本体が温まり、 “あったかオナニー”を楽しめるのだという。  確かに、自慰行為をするとなれば下半身を露出するわけで、風邪をひかないためにいつもより暖房の設定温度を高めかねない。節電効果も見込めそうである。同社の広報部によれば「ネットショップ、実店舗の両方からの注文が予想を大きく上回り、現在は追加生産になっている」という。  第一生命経済研究所によると、ウォームビズで期待できる経済効果は約2323億円。それだけに今後も思わぬ業界の参入があるかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
HOT TENGA

高温注意。ご使用前に、必ず奥まで温度確認をしてください

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