メインイベントにラインナップされたハルク・ホーガン＆ポール・オーンドーフ＆バンバン・ビガロ＆ドン・ムラコ＆ケン・パテラ対アンドレ・ザ・ジャイアント＆キングコング・バンディ＆ワンマン・ギャング＆リック・ルード＆ブッチ・リードの5対5イリミネーション・マッチは、ヒール・サイドの大将格アンドレがビガロをフォールし、ひとりだけ生き残りに成功。ホーガンは終盤戦、O・ギャングとバンディに場外に誘い出されカウントアウト負けを喫した。 　“レッスルマニア3”の再戦モードとみられていたホーガンとアンドレのからみは、この試合ではなぜかほんの数秒間だけだった。WWEの長編ドラマは、翌年1月の“ロイヤルランブル”に向かって動きはじめていた。（つづく） ※この連載は月～金で毎日更新されます 文／斎藤文彦　イラスト／おはつ ※斎藤文彦さんへの質問メールは、こちら（https://nikkan-spa.jp/inquiry）に！　件名に「フミ斎藤のプロレス講座」と書いたうえで、お送りください。