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“サバイバー・シリーズ”第1回大会――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第72回

「サバイバー・シリーズ」オフィシャルビデオ

“サバイバー・シリーズ”第1回大会は、全4試合がすべてイリミネーション・マッチ、総勢50選手が出場する超豪華版の“大作”だった(写真は「サバイバー・シリーズ」オフィシャルビデオのカバーより)

 “サバイバー・シリーズ”第1回大会(1987年11月26日=オハイオ州リッチフィールド、リッチフィールド・コロシアム)は、全4試合で総勢50選手が出場した超豪華版の“大作”だった。

 試合はすべてイリミネーション・マッチで、5対5の10人イリミネーション・マッチが3試合、5チーム対5チームの20人イリミネーション・マッチが1試合ラインナップされた。

 イリミネーション・マッチという試合形式は1980年代後半のひとつのトレンドで、日本では1986年から1987年にかけて新日本プロレスのリングで新日本対UWF、ナウリーダー世代対ニューリーダー世代といったイリミネーション・マッチが頻繁におこなわれていた。

 WWEが新イベント“サバイバー・シリーズ”をプロデュースしたいちばんのモチベーションは、ライバル団体のNWAクロケット・プロが同日・同時刻に開催する年間最大イベント“スターケード”(1987年11月26日=イリノイ州シカゴ、UICパビリオン)からPPV視聴者を根こそぎ奪いとることだった。

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“スターケード”という大会名は…

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