ウェイトリフティングはカワイイ女子が集まる“女の園”だった件
大会を通じて感じさせられたのが、思ったより流行ってるなという点。思っていたのが「観客ゼロ」「完全マニア向け」というところなので、ほかの競技に比べて際立って人が多いとかいうことではありませんが、ガラガラになったりはしないだけでも十分に驚きに値します。自分の競技に活かすために会場で録画したり、見学したりするだけでも結構な人数がいるという点は、チケット争奪戦という意味でも要警戒事項です。
特に女性にも人気というあたりには警戒を強めたいところ。女性側が行きたいとなれば、デート的に男性が付き合ったりするかもしれないですからね。男性側から「重量挙げ見ようぜ!」と提案する機会はほぼゼロだと思いますが、女性側から言ってくるならやぶさかではありません。大学の部活動で男女がやっている系の競技は、総じてチケット争奪戦への警戒をしたほうがよさそうです。大学生なら時間もありますから、とりあえず観に行こうということになりそうですし。
サッカーとか競泳より人が多いってことはさすがにないでしょうが、ウェイトリフティングはそれなりに倍率も高めの穴場となるのでは。本番会場である東京国際フォーラムは、ほかの室内競技会場が10000席以上の規模であるのに対して、最大収容人数わずか5000席程度という小規模な会場。「規模が小さすぎて水球をやるのもキツイ」と言われる辰巳国際水泳場(水球会場)とドッコイドッコイの規模感です。
そこにメダル級の日本選手が登場したらと思うと心配ですよね。しかも、ウェイトリフティングは日程的に五輪初日に行なわれるのが通例ですから、盛り上がりも凄そうですからね。「ガラガラでユルユル」という期待は持たずに望んだほうがよさそうです。運よくチケットが取れたら、会場も都心のビジネス街なので、とても快適で楽しい観戦にはなりそうですが。
※フモフモ編集長の「今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪」第1回~の全バックナンバーはこちら
『自由すぎるオリンピック観戦術』 スポーツイベントがあるごとに、世間をアッと言わせるコラムを書き続ける、スポーツ観戦ブログ『フモフモコラム』の中のひとによるオリンピック観戦本 |
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