更新日:2017年11月30日 15:15
スポーツ

ビンス無罪“ステロイド裁判”エピソード11=問題児ウォリアーの証言――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第164回

筋肉 オシェー検事とウォリアーの一問一答をかんたんにまとめるとこうなる。 ――ステロイドを使用していたのはいつごろからいつごろまでですか。 「プロレスラーになる以前から(WWE在籍時代を含め)ずっとです」 ――常用していた薬品名は? 「テストステロンとデカドラボリン。ほかにもいくつかあります」 ――WWEでレスラー仲間とステロイドについて会話を持ったことは? 「ごくふつうの会話のなかでステロイドが話題になりました。(WWE所属の)85パーセントから90パーセントの選手は使っていると思います」 ――ペンシルベニア州ハーシーのジョージ・ザホリアン医師はご存じですね。 「ええ、もちろん。ステロイドだけでなくスリーピング・ピル(睡眠導入剤)やペイン・キラー(鎮痛剤)も処方してくれるドクターです」 ――1991年2月、あなたはメアリーランド州ボルティモアのマリオット・ホテルの自室にステロイドを置き忘れ、問題になったことがありました。 「ええ、おぼえています。ダラスの自宅に帰ったあと、ビンス・マクマホンから直接、電話がかかってきた。『トラブルになるから気をつけてくれ』とのことだった。その当時はどうしてそれが問題なのかわからなかった。(ステロイドが)違法だとは知らなかった」
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マクデビット弁護士はヘルウィグの発言を擁護
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