山里亮太が異色アイドル「生ハムと焼うどん」に芸能界サバイバル術をアドバイス――コンビは仲がいいのに越したことはない
東:でも実は今、そのへんですごく戸惑っていて。番組スタッフさんに「あれ言っちゃダメ」とか指示されたら、「人が話しているときは、あんまり間に入らないほうがいいのかな」とか考えちゃうじゃない。
山里:とんねるずさんが暴れていた時代とは違って、今のタレントは空気を読むことがやたら求められるからね。破天荒な人は生きづらいんだよ。
西井:じゃあ、テレビではひたすらおとなしくしているのが正解なの?
山里:そこはテクニック的な話になるんだけど、「自分の打席のときだけ、ホームランを狙いにいく」っていうのは基本姿勢としてあるよね。
東:おおー、ガチのアドバイス!
山里:ただ、僕は自分の経験でテクニックを学んできたけど、それを伝えることで2人が小さくまとまってほしくはないんだよ。だから、アドバイスなんかしたくないのが本音(笑)。
西井:なんだよ! 今日の山ちゃん、むっちゃ「優しいお兄さん」感が出てるじゃん!
山里:僕、こう見えて超真面目だからね。テレビ局の犬だし。
東:アハハ! 山ちゃん、犬なの? じゃあ、うちらは猫になる~。首輪とか拒否して、自由気ままにやっていく!
山里:2人は、それでいいんじゃない? 眠くなったら寝て、出かけたくなったらフラッと消える、みたいな。
東:西井は実際、猫みたいなものだしね。共演した芸人さんがしゃべっているとき、ステージ上なのに眠そうにしているんだもん。
山里:でもさ、そこで普通のタレントみたいに相槌とか打っていたら生うどんの存在意義はないよね。そんなの、そこらのエキストラとかでもいいわけじゃん。
西井:そうなの~! 「私たちじゃなくてもいいじゃん」って思っちゃう。
山里:だから、あくまでも自由奔放な感じは失わないでほしいよね。
東:急にその場をトイレにして、おしっこし始めたりとか?
山里:それは自由奔放すぎだよ! 本当の猫じゃんか!
出版社勤務を経て、フリーのライター/編集者に。エンタメ誌、週刊誌、女性誌、各種Web媒体などで執筆をおこなう。芸能を中心に、貧困や社会問題などの取材も得意としている。著書に『韓流エンタメ日本侵攻戦略』(扶桑社新書)、『アイドルに捧げた青春 アップアップガールズ(仮)の真実』(竹書房)。
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