では具体的に、洋服ではどんなふうに色気をつくればいいのか。答えは「スタイルをわずかに崩せばいい」のです。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1236318 　例えばこんなスタイル。なんだか随分高級そうな洋服に見えるかもしれませんが、実はニットとスニーカーはユニクロ、クラッチバッグはGU、スラックス調に見えるパンツはワークウェアのディッキーズなので、どれも1万円以下で買える格安のものばかり。決して高い服を着ているわけではありません。それでもどこか「色気」や「おしゃれ」を感じるはずです。 　このコーディネートのポイントは、「ドレスライクなアイテムをサイズアップして着用すること」です。通常M～L寸で着る「ハイゲージニット」をわざと4XLサイズを選んで着用しています。こういった艶感の強いハイゲージニットはスーツのインナーでも使うアイテムでカッチリとした印象を与えるドレスライクなものです。わざと「サイズを大きく、ゆったり着る」ことで崩してカジュアルに見せているのです。そうするとキレイな印象が少し崩れて微妙な「色気」が生まれます。