ブレット王座奪回―24時間後に王座転落の怪――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第242回(1997年編)
ブレットはようやく奪い返したばかりのWWE世界王座をわずか24時間で失い、いっぽうのセッドは1.19“ロイヤルランブル”サンアントニオ大会から約1カ月であっさりと王座復帰を果たした。
この時点での3.23“レッスルマニア13”シカゴ大会のメインは、セッド対アンダーテイカーのWWE世界戦。ブレット対ストーンコールドのシングルマッチ再戦もほぼ決定。ブレットとの接触を避けるようにして長期欠場を選択したマイケルズは“レッスルマニア13”のカード編成から外れていた。
それまで“マンデーナイト・ロウ”の実況アナウンサーをつとめていたビンス・マクマホンは、2.17“ロウ”ナッシュビル大会から試験的に実況&解説を“JR”ジム・ロスとジェリー・ローラーのコンビに変更。
ビンス自身はエグゼクティブ・プロデューサーとしてバックステージの“ゴリラ・ポジション”からJRとローラーのヘッドセットに向かい“天の声”を飛ばした。それまで生中継版と録画版が隔週サイクルだった“マンデーナイト・ロウ”は完全ライブの生中継番組に生まれ変わろうとしていた。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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