更新日:2017年11月22日 14:37
エンタメ

ユウキロック、今年も「M-1」を斬る!

2010年の第10回大会で優勝こそ逃したものの、大ブレイクを果たした「スリムクラブ」

 それだけに今年は「改革のM-1」になるのではと予想、初出場組の決勝進出も過去最高の5組を上回るのではないかと準決勝前には想像していた。蓋を開けてみると、初出場組は4組。その中には「アキナ」や「さらば青春の光」といった「THE MANZAI」、「キングオブコント」で実績があるコンビが含まれており、初ものという意味では「カミナリ」と「相席スタート」の2組のみにとどまった。しかし、考えてみれば…… ●「アキナ」と「さらば青春の光」はどんな漫才を見せてくれるのか? ●漫才の手法の新しさにより「M-1」後、大ブレイクを果たした「スリムクラブ」と「ハライチ」の2組はさらに新しい漫才を見せてくれるのか? ●連続出場の「銀シャリ」と「スーパーマラドーナ」は大本命として優勝をかっさらっていくのか? ●「銀シャリ」橋本、「スリムクラブ」真栄田、「ハライチ」澤部の「探偵ナイトスクープ」対決を制するのは誰だ?  非常にバランス良く、興味が持てるメンバーが出揃った。そして、このメンバーに絡んでいく敗者復活組は一体誰なのか? 冬の始まりを告げる12月もこの日だけは今年も激熱となる。結局、「M-1グランプリ」から目が離せない!!
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「M-1」決勝は、出番順も関係がある!?
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1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)

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島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

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