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クリーニングに出さなかった「冬のコート」はバスマットより汚い!?

 一方、年中着まわす「ワイシャツ」はどうだろうか。夏に比べると汗をかく量は減ったものの、厚着をしている分、暖房の効いたオフィス内や電車内では、余分な汗をかくことも。気づいてみたら、冬場なのにワイシャツの襟の黄ばみや黒ずみにビックリすることもある。そんなワイシャツの襟の数値は881と、拍子抜けするほど低い。指で触れる「ワイシャツのボタン」は100、「スーツ」も525とさらに低い結果になった。 ⇒【写真】はコチラ(一日中着ていたワイシャツ) https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1253916
一日中着ていたワイシャツ

測定値881。一日中着ていたワイシャツの襟は黄ばみと若干黒ずみが。非喫煙者だが、煙草の臭いも

 今回の調査では、コートはワイシャツの3倍近く汚れていることがわかった。ただし、コートの役割が「防寒」とともに「スーツを汚れから守る」ことだと考えると、実はその仕事を全うしているともいえるのかもしれない。 ●桑満おさむ氏による判定コメント 洗う頻度も重要ですが、なにより素材の違いが決め手。コートのゴワゴワした素材より、ワイシャツの化学繊維のほうがきめ細かく、菌の居座るスペースが少ないのです。コートも防水スプレーでコーティングすれば表面の雑菌が少なくなるのでは 【桑満おさむ氏】 五本木クリニック院長。各メディアを通じて医療分野の情報発信にも力を入れる。著書に『医師がすすめる美容治療 すすめない美容治療』(プチ・レトル) ※今回は「雑菌の繁殖しやすさ」で測定。飲食店や食品工場で実際に使われているATP+AMPふき取り検査器「ルミテスター」という機器を使用した。また、測定値は必ずしも危険性を示すものではありません。 ― 冬場の意外な[雑菌スポット]大測定 ―
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医師がすすめる美容治療 すすめない美容治療

、医師だからこそ分かる、良い美容治療、悪い美容治療、そして医師やクリニックを選ぶときのポイントを伝授!

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