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国産車より輸入車が元気だった!? 2016年の自動車業界をCOTYで振り返る

イギリスが国民投票でEU離脱を決定。アメリカ大統領選でヒラリー・クリントンを破ってドナルド・トランプが勝利。世界が「まさか!」と震撼した2016年が間もなく終わります。そんな今年の一番のクルマがインプレッサスポーツ/G4に決まりました。これは「まさか!」それとも順当?

第37回日本カー・オブ・ザ・イヤー西村直人=文 Text by Nishimura Naoto

英国EU離脱、トランプ勝利……。“まさか!”の2016年のCOTYは何?


 第37回日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下、COTY)はインプレッサスポーツ/G4(スバル)が選出された。

 COTYの選考方法は、選考委員59名に対して各25点の持ち点が与えられ、一次選考でノミネートされた10台のなかから「今年の一番」と思うものに10点を投票し、残り15点を4台に配点するというもの。

 「国産車勢に元気がない!」といった声も聞かれた今年のCOTYだが、そもそもノミネートされるには、クルマの発売時期や年間の販売台数などいくつかの条件があるのはもちろん、メーカーがノミネートの意向を示さなければ始まらない。魅力的な新型車をいくつか発売しながら、「排出ガス・燃費試験に係る不適切な事案」でノミネートを見送ったのがスズキだ。

 その一方で元気に映ったのが輸入車勢。ここは「運転支援技術を推す」A組と、「個性的な走りの楽しさを推す」B組に二極化した。A組はEクラス(メルセデス・ベンツ)、A4シリーズ(アウディ)、XC90(ボルボ)で、B組はM2クーペ(BMW)と124スパイダー(アバルト)、F-PACE(ジャガー)だ。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1262856

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パーソナルモビリティや超高齢社会を意識した選考基準

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