「Tシャツのシワは絶対ヤダ。毎日洗濯やクリーニングしてれば絶対つかないと思うから」（23歳・テレアポ） 「昔付き合ってた彼が、シワくちゃのロンＴを着てて正直引いた。メンテナンスする気がないなら形状記憶素材でも着ててほしい」（25歳・医療事務） 「洗濯とアイロンをしてもなおらないくらいのシワがついたら、捨てるくらいがちょうどいい」（23歳・事務） 　とにかく、「シワがイヤ」という意見が多かった。肝心のシワの程度だが、店頭に置いても違和感がないレベルではなかったらアウトということだ。思った以上に女性のNGの基準は厳しいらしい。 「ブランドものを大切にしたいって気持ちはわかるけど、角の皮がハゲていたり、変色しているのは貧乏くさいし汚い。3年くらいが限界じゃないかな」（20歳・大学生） 「ボロボロのヴィトンの財布は、清潔感がないだけでなくお金がないのかなって思うのでやめてほしい」（25歳・美容師） 「何年も使ってるブランドモノより、1か月前に買った1万円くらいの安くて綺麗な財布の方が絶対好印象」（22歳・アパレル） 　グッチやヴィトンなど、ブランドもの財布は女ウケがよいと選びがちだが、長く使い続けると逆効果。状態にもよるが3年経ったら交換する気持ちで使うほうがよいらしい。 「いいなって思う人でも、スマホの画面がバキバキだと『えっ』て思っちゃう」（29歳・営業） 「最近スマホの画面が割れたとかなら平気だけど、何か月も割れたスマホを使い続けている人を見るとだらしない人なんだなって思う。せめて2週間以内になんとかしてほしい」（27歳・介護士） 「割れたのをそのままのしている人にはしっかりとしたイメージを持つ事はないかも。汚いイメージがある」（20歳・飲食） 　どうやら日用品については、長くて3年が限界のようだ。それ以上使用するのはメンテナンスの意味でも高コスト。新品を決まった期間使用し、再購入することが結果として女性からの好印象を獲得できるのかもしれない。男性は、女性の観察眼をあまりみくびらないほうが良さそうだ。＜取材・文／小畑マト＞