なぜ日本人は「開脚」したがるのか? この1年で“開脚本ブーム”が起きた理由
昨春に出版された『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』(Eiko/サンマーク出版)を皮切りに、“開脚本”の売れ行きが好調だ。テレビや雑誌でも開脚に関連したストレッチ特集がたびたび組まれている。
あのマツコ・デラックスもこの現象には驚きの声をあげているように(新刊JPより)、日本には、これほどまでに開脚したい人がいたのかと意外に思った人も多いかもしれない。
むろん、好調の理由には同書が数ある出版社の中でも営業力と宣伝力に定評のあるサンマーク出版から刊行されたことも大きいだろう。だが、注目すべきはその後刊行された類書も軒並み好調な売り上げを記録している点だ。
今年1月に発売された『すごい開脚のやり方』(笠倉出版社)も多分に漏れず、発売早々に重版が決定するほどの売れ行きを見せている。
なぜ開脚本は売れるのか。同書の監修者である、筋肉デザイナー・藤本陽平氏はその理由を「お手軽感」ではないかと分析する。
なぜ売れる?「開脚本」
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