相次ぐ医学生サークルの女性暴行事件、風評被害に悩む医療関係者たちの怒りの声
Xが関与していたとされる医学生系サークルに、学生時代参加していたという別の現役医師が、サークルの実態を明かす。
「単なる学生サークルではありません。イベントを開催すれば、場合によっては数百万円の収益が上がることもあり、ほとんど営利団体といっていいレベルでした。トップにはサークルOBの現役医師が君臨し、その下に幹部がいて、チケットを売りさばく学生がいて……という仕組みです」
以前、早稲田大の学生が代表をつとめるサークルに所属する学生らが、イベント参加女性へ飲酒を強要したり、強姦したりして逮捕された事件があった。某女子大では、名指しで危険なサークルを記したビラを配るなどして、悪質なサークルに学生が巻き込まれないよう対策をしているが、医学生サークルの場合は少し事情が違うのだという。
「僕がいうのもなんですが、医師はとにかくモテます。イベント参加者も女性の方が多く、男はいわばナンパされる側なんです。イベントごとに違う男性に持ち帰られて、ほとんど自らヤラれにいってるとしか思えない女性も少なくありません。僕らは、基本的には喰われる側なんですよ……」
だが、逮捕された東邦大出身の現役医師の二人については「病気だ」と切り捨てる。
「チャラいことは悪いとは思いませんが、奴らは女性の記憶がなくなるまで飲ませたり、睡眠薬を使っていることを、親しい奴らに自慢げに話していたそうです。どんなにブサイクだろうが、医師の卵というだけで女性には困らないはずなのに、性的趣向が異常であるとしか思えませんね」
真面目な医療関係者の方には大変申し訳ないが、医師や医学生サークルが主催するイベントに女性が参加する際は、ある程度注意をして臨んだ方がよさそうだ。
【伊原忠夫】
元週刊誌記者。性犯罪事件を多く担当。現在はフリーランスのウェブ編集者として、様々なネットメディアで活動中。
<取材・文/伊原忠夫>
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