相次ぐ医学生サークルの女性暴行事件、風評被害に悩む医療関係者たちの怒りの声
医学生や現役医師による、女性への暴行事件が相次いで報じられている。もちろん、人の役に立ちたいという高い志を持つ医師が大多数である事は疑いようもなく、そんな医師にとっては風評被害ともいってよい、迷惑極まりない事件である。
「東邦大出身というだけで、白い目で見られるようになった。研修先の病院でも冗談半分でいじられる。アイツらが特殊であるという事だけは、何としてでも訴えたい」
こう話すのは、強姦疑惑で逮捕された医師と同じ、東邦大学医学部出身の本田さん(仮名)だ。現在は、東京都内にある別の大学系列の病院で研修医として働いているが、今回の騒動で言われのない疑念の目を向けられているという。
「病院のホームページ上にある医師一覧のリストから、東邦大出身というだけで外された。仕方のないことかもしれませんが、学校や医師という看板を傷つけた連中が本当に許せない」
本田さんは苦学の末に東邦大医学部に入学。入学金は親や親族からの借金でなんとか調達し、奨学金をフル活用してやっとのことで卒業。念願の医師になった。逮捕された二人の医師について、本田さんは“医師になってはいけない人だ”と在学中から感じていたという。
「逮捕されたXとYは、とにかく合コンやパーティが好きで、同級生からの評判は最悪だった。Xは遊び人の医学生サークルの幹部をやっていると自慢していて、勉強は二の次。Yは完全に大学デビュー組で、生粋の遊び人であるXに心酔している様子でした。Yは何度も留年しているにも関わらず、開業医である父親からの援助を受けながら遊びまわっていました」
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