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ヒップホップグループ・TOKYO HEALTH CLUB――高所作業車に乗ったMVで「楽しく音楽やりたいのに」「なんでこんな目に……(笑)」

――「supermarket」は「モヤモヤさまぁ~ず2」のED曲にも採用されてますね。 DULLBOY:超ラッキーですよね。 TSUBAME:スタッフの皆さん、ありがとうございますと。やっぱり僕らの事を知って欲しいし、聴いてもらえる場面が増えたのは嬉しいですね。 JYAJIE:曲の内容としても、THCには珍しく内面性を描いたりしてるんで、SPA世代のリスナーにも、同じように思ってくれたり、感覚として共有して貰えるかなって。 SIKK-O:散歩の時とかに聴いて貰えればいいと思います。

高所作業車に乗ってのMV撮影

――この曲のMVは高所作業車に乗って撮影されていますが。 TSUBAME:罰ゲームですよ(笑)。 SIKK-O:監督がああいう映像を撮りたいっていうイメージから始まって。 DULLBOY:ビルの9階ぐらいの高さまで高所作業車で上がって。 JYAJIE:いざやってみたら滅茶苦茶怖かった……。 DULLBOY:想像以上だったよね。 SIKK-O:海沿いで撮影したから、とにかく風が強くて。 JYAJIE:天気予報が晴れとか雨じゃなくて、風のマークだったよね(笑)。 DULLBOY:楽しく音楽やりたいのに……。 SIKK-O:なんでこんな目に!って色々考えましたね(笑)。 TSUBAME:最後の方は感覚がおかしくなっちゃって「全然余裕だわ」っていう異常な心理状態になって。 SIKK-O:上りたくなっちゃってたよね。 JYAJIE:刺激に依存しちゃって(笑)。
――最後に、ここから更にメジャーを目指すような意思はありますか? SIKK-O:メジャーが何かを指すかによると思いますけど、色んな人に聴いて貰いたいとは思いますね。 TSUBAME:いわゆるメジャー・レーベルに行きたいみたいな意思はないけど、今のまま、より多くの人に届けば嬉しいですね。自分たちはそのレッテルを剥がしたいと思ってるけど、それでもコミカルとかサブカル、緩め、みたいな部分はあると思うし、そういうのが好きな人にもちゃんと食い込めるようなポジショニングが出来るといいなって。 SIKK-O:「THC、ホントに大好きです!」みたいな人が増えたりすると嬉しいですね。そんな人がいるんだ!? とも思うし。 JYAJIE:共感を求めるような曲を作ってないのに、それでも好きですって言って貰えるのは面白いよね。「お前もヤバイんだな……」って。 SIKK-O:「お前も根暗か……」って。 取材・文/高木“JET”晋一郎
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MICHITONOSOGU

“THCらしいヒップホップスタイル”を感じられる作品

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