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安室奈美恵だけじゃない! 人気絶頂で引退を発表した女性芸能人

misono

 次は、引退宣言で世間を騒がせたが、実際には引退していないケース。day after tomorrowの元ボーカルで、倖田來未の妹としても知られる歌手のmisono。今年7月にHighsidEのドラム、Nosukeとの結婚を発表。式当日の様子や準備の裏側などが日々ブログにアップされている。彼女といえば、「30歳で引退」宣言。
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画像は、オフィシャルブログより

 misonoは2013年12月、当時29歳のときにバラエティ番組で「30歳までって決めていたんです。テレビで宣言して辞めようと思っていて」と発言したことがニュースとなった。しかし、そのまま活動を続け、ネットで炎上。事態は泥沼化。生放送の動画で謝罪するまでに至った。のちに語弊があったことなどを語っているが、もはや現在では定番のネタとなっている。  ともあれ、厳しい芸能界に残り続けていることは実力がある証拠。引退しないに越したことはない。今後ますますの活躍を願う。

大橋のぞみ

 2003年、3歳で子役デビュー。ジブリ映画『崖の上のポニョ』の主題歌をうたい、歌手として大ブレイクした大橋のぞみ。2008年には紅白歌合戦に史上最年少の9歳で出場した。  その後もドラマやCM、声優の仕事など、多彩な才能を発揮していたが、2012年3月1日に所属事務所の公式サイトで「学業と芸能活動の両立を考えながら活動させて頂いておりましたが、中学校入学を機に、学業に専念する」というセントラル子供劇団代表取締役名義の文書が掲載され、芸能界を引退した。  とはいえ、現在もまだ10代。復帰を望む声もあるが、彼女は新たな道を歩んでいることだろう。

宝生舞

 連続ドラマ『ショムニ』シリーズで人気となり、今年1月に引退した江角マキコとも共演している女優の宝生舞。2007年3月に年上のグラフィックデザイナーと結婚。2010年5月に、公式サイトで芸能界引退を発表した。理由は「これからの人生、『宝生舞』としてではなく、また『役』としてでもなく自分自身をしっかりと確立させるため」だった。  引退してから月日が経った今年7月12日、ある番組の公式SNSが話題を呼んだ。20年ぶりに続編が放送された『僕らの勇気 未満都市 2017』。1997年当時、ヒロイン役を務めていたのが宝生舞だ。なんと、その撮影現場に、彼女が足を運んだらしい。
「今日、撮影現場にユーリ役の宝生舞さんが来てくださいました。光一さん、剛さん、相葉さん、松本さんと話している姿は、まさに20年前そのもの。この光景には20年前のスタッフも今回のスタッフも大興奮でした!!」

 どうやらスタッフも驚きを隠せなかったようだ。

桜井幸子

 1988年に芸能界デビューした女優の桜井幸子。代表作のドラマ『高校教師』では、教師と禁断の恋に落ちる女子生徒役を演じた。のちに、『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』『未成年』など、数々のヒット作にも出演していたが、2009年に突如としてその活動に幕を下した。公式ホームページにて、以下のように引退理由を説明。
「十数回海外の仕事を頂き、また、数回の海外留学の経験をさせて頂きました。これらの経験が契機となり、数年間考えた末に今回の決断に到りました」

 さらに、桜井はその後についてこうコメントを残した。
「より一層社会的見聞を広め、社会に貢献できる個人を目指し、実り豊かな人生となるよう、目標を定め、研鑽に努めて参りたいと考えております」

節目のときに「引退」が多い

 突然の引退発表で世間を賑わせた例は枚挙にいとまがない。だが、今回の安室奈美恵をはじめ、なにかしら“節目のタイミング”であることが多い。それは30歳や40歳などの年齢であったり、学校、結婚など……。芸能人とはいえ、同じ人間に違いはないのだ。長い人生において、どのような道を選ぶのか。本人の納得する形であり、良い方向にいくことを願わずにはいられない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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