更新日:2017年11月23日 18:37
エンタメ

アイドル界の「流行語大賞2017」を勝手に決めてみた! ほしいものリスト、争奪系イベント…大賞は?<現役グラドル経営者・手束真知子>

4)○○争奪  その昔、雑誌に載るのもテレビに出るのも芸能活動のすべては事務所が仕事やオーディションを取ってくるというものでしたが、ここ最近は違います。「雑誌に載れる権利争奪」「テレビに出れる権利争奪」という「争奪系イベント」に参加をしてファンの方の応援(主に課金や集客)を得て仕事を取るといった流れが流行っています。オーディションではない、自分と自分のファンと一緒に仕事を奪いに行く!  アイドル業界がさらに厳しくなった背景を感じますね。。。さらに厳しいのが「争奪系イベント」からブレイクしたアイドルがいないということ。でもその分、ファンの方との団結力さえあれば勝ち上がれるので、ブレイクしなくても仕事が取れるアイドル業界になったということなのでしょう。 5)セミファイナリスト  「ミス○○系」オーディションにエントリーをして途中で落ちてしまった場合でもそれを肩書きに残すアイドルやタレントが多くなりました。セミファイナリストまで行けば名乗れるから、受かったも同然!  次のミス○○系オーディションでも優位になれるし仕事も取りやすくなるんですよね。そんな私もまだまだ元SKE48や元SDN48、元ミスマガジン2004の肩書きを名乗っているからよくわかります。  アイドルたちは、いかにプロフィール欄を埋めるかで必死なんです! 手束真知子

キーワードは【必死】だった2017年……大賞は?

 ここまでは知らないワードが多かったと思いますが、アイドル流行語大賞2017……栄えある大賞は……。 「結婚します!」  今年6月に行われたAKB48選抜総選挙で20位にランクインした須藤凛々花さんが壇上スピーチで放った一言。  この言葉はアイドル界だけではなく日本中を震撼させ「プロ意識が足りない」「ファンへの敬意がない」などの批判も飛び交いましたが、アイドルのなかでは「ついに結婚発言ができる時代になった!」というポジティブにとらえる人も多かったようです。  この後にはBerryz工房の菅谷梨沙子さんが結婚妊娠発表をするなど、アイドル業界の恋愛観が変わり始めたのも2017年の大きな変化でした。  この結婚宣言を含め、流行ったワード全てに共通して言えるのが「必死に頑張っている」ということですね。 知名度を付けるために。 生きていくために。 仕事を獲得するために。  アイドルたちは2017年を必死に生きました。来年はアイドル界も裕福になるといいなぁと思いながら、私は今日も動画配信をしたいと思います! 手束真知子【手束真知子(てづか・まちこ)】 ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(http://guradorubunkasai.net/)をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが新名物として発売中。Twitterアカウント「@machi_pie」ブログ「手束真知子のウマくいく法則」(http://ameblo.jp/machi-pie/)。お店発のユニットのデビューCD「全力!フリーガール」も発売中!
ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(guradorubunkasai.net)をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが名物として発売中。アイドルユニット「グラドル文化祭」のプロデュースもしている。グラビアDVD「待ちこがれて」「mature」。Twitterアカウント「@machi_pie」Instagramアカウント「@machikotezuka
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