ミスマガジン2004、SKE48/SDN48の元メンバーという経歴を持ち、今は現役グラビアアイドルとして活動しながら、グラドルたちが働くカフェの経営者でもある手束真知子。そんな“二足のわらじ”をはく彼女だから語れる「フリーランスアイドル論」とは……?

森山りこさん
グラビアアイドルといえば「セクシー」「美脚」「美尻」そして「おっぱい」というイメージが強いですよね。芸能事務所イエローキャブの野田社長が作り上げたグラビア全盛期は巨乳ブームと言われ、どのグラドルも巨乳を売りにテレビや雑誌で活躍した時代もありました。しかしここ数年は国民的アイドルグループのアイドルさんたちが雑誌でグラビアをするようになり、巨乳ブームはいつしか廃れ……。
そんななか、芸歴12年で、今もずっと巨乳グラドルを続けているJ-cupグラドルの森山りこさんにお話を聞いてきました。すると、バスト100cm超えならではの“意外な”巨乳あるあるがあるようで。
“大きすぎる”グラドルしかわからない私生活
――はじめまして。森山さんのJカップ、目の前で見るとすごい迫力ですね。
森山:はい。でも実はカップ数を逆サバ読みしています(笑)。
――ええ、そうなんですか。
森山:本当は100cmよりもっとあるんですけど、本当の数字をいうとビックリ人間だと思われるので小さめに言っています。プライベートで聞かれたらGカップって答えたりしています。
――普通のグラドルは本当のカップ数より1個大きくサバを読んで言ったりするもんなのですが……なんだか、羨ましい!
森山:でも、大きすぎるとさすがに不便なこともありますよ。例えば寝ているとおっぱいの圧で窒息しそうになるし。
――それは怖い(笑)。私もGカップありますが、さすがにそんなことはないです。
森山:仰向けに寝るとおっぱいが首まで押し寄せて来て窒息するから、仰向けで寝ることがほとんどできないんです。横向きに寝ていても圧がかかり態勢を何回も変えるので安眠できない日々ですね。
――大きすぎるとそんなリスクも出てくるんですね。
森山:あとはヌーブラがまるでニップレス状態になります。グラビアアイドルがバストを寄せたり上げたり大きく見せたりするため、ヌーブラは必需品ですよね。ヌーブラが出始めの頃、私も買って付けてみたのですがおっぱいが収まらずまるでニップレス状態で。約1万円したヌーブラがそのままお蔵入りになってしまいました。
――あと、それだけ大きいと視界も悪くなりません?
森山:おっぱいでおへそが見えないってよく聞くと思うんですけど、本当はおへそどころかおっぱい以外は何も見えなくて(笑)。段差に気づけなくて転ぶなんてしょっちゅうあります。むしろこれが当たり前だと思っていたので、普通じゃないって知ったときはビックリでした。

――私もおっぱいを売りにしているグラドルの一人ではありますが、おっぱいで見えなくて段差で転んだことはありません。これはもはや爆乳あるあるですね!
森山:パンとかお菓子とかを食べた後に谷間をみると食べカスが溜まってるんですよ。下に落ちないから拾う手間が楽ですよっ!
――仕事柄、水着を着ることが多いですが、撮影とかは大丈夫なんですか?
森山:ビキニの紐がおっぱいの重さでちぎれたことがあります(笑)。ビキニの紐って細かったり繊細だったりするものが多くて、新品でもおっぱいの重さに耐えられなくてちぎれてしまうんです。衣装は自前なので、何回も縫って補強したりしなきゃいけないんです。
――ニップレスに続き懐が痛くなるあるあるですね。しかも縫って補強は手間もかかるし、大変なことばかりなんですね。
森山:それに似合う下着がないから、浮かして付けたりします。おっぱい大きい子が一番聞かれる質問は「下着売ってるの?」なんですよね。下着屋さんで売っているサイズも一番大きくてHカップなので。

――海外製を使っているコや巨乳専用のネット通販サイトで注文しているコも多いですよね。
森山:私の場合、似合う下着がないときはアンダーバストを浮かして下乳が出た状態で付けていますよ。
――常に下乳が出ているなんて……上から服を着ているとはいえ、想像しただけでドキドキしちゃいますね。