更新日:2018年01月03日 19:37
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元恋人に流血DVしたボブ・サップの”異常性”を専門家が語る

今夜、女性に浴びせた攻撃をクマや朝青龍にも?

 こうした場合は、人に対してだけでなく、物に対しても依存しやすい。Aさんによるとサップはオキシコドン、ハイジコドンなどオピオイド系の鎮痛剤の中毒であり、1日に10錠以上大量に服用することもあったという。
ボブ・サップの”異常性”

サップが服用していた薬物(写真はAさん提供)

「試合が近づくと、ホルモン系やステロイド系の筋肉増量剤、興奮剤を服用していた。明らかに普段よりイライラしやすく、躁鬱もひどくなっていました」(Aさん) ボブ・サップの”異常性” T医師によるとこうした薬物は「服用量が増えると、脳の機能が低下し判断力や理性も欠如しやすいです。長期間にわたると脳が委縮することも分かっていて、それも相手への暴力などの衝動行為につながりやすい」という。  同じようにパートナーからの暴言や暴力を受けても共依存状態に陥ってしまっている場合、どうすれば良いのか? 「依存の治療は『断つこと』以外にない。このような関係になるともう修復は難しいので、まずは逃げる、そして暴力についてはしっかりと裁きを受けることが必要です。加害者自身が自分の状態としっかり向き合い、治療を受けようと思えば改善の余地はありますが、それは自分の過去の傷を抉り出して直視しないといけないので相応な苦痛を伴い、耐えきれず挫折しやすいのが難点です」(T医師)  一般的に、DVや人格障害が少しでも改善されるにはどのような条件が必要なのか? 「通常は30歳を過ぎると衝動的なエネルギーが低下して自然に落ち着いてくるものですが、40代になってもまだ治らないとなると、一般的に改善は非常に難しくなります。ただ、サップの場合は現在でも非常に人気のあるタレント、格闘家です。ですから彼の依存したい気持ちを満たしてくれる場面や人間は今後も多く出てくると思います。そのような場合、ますます破壊的な過激行動を取ってしまい、人間関係を壊して孤独感や不安、空虚感を募らせていくのではと危惧しています」  本日、ボブ・サップはAbemaTV「朝青龍を押し出したら1000万円」に生出演するほか、TBSの番組「KYOKUGEN2017」にて野生のクマと対決し、Aさんに浴びせたパンチを今度はクマに浴びせる予定である。児童と女性への虐待疑惑に加え、動物虐待疑惑も加わるとはサップにとっては目まぐるしい年末だが、ファンのために、ぜひとも納得のいく説明をしてほしいところだ。 <日刊SPA!編集部>
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